都市を上映せよ―ソ連映画が築いたスターリニズムの建築空間

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都市を上映せよ―ソ連映画が築いたスターリニズムの建築空間

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  • サイズ 46判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130611435
  • NDC分類 523.38
  • Cコード C3010

出版社内容情報

ソ連時代、建築の理想や夢を映し出す一大メディアとなった映画は、社会主義都市のイメージを大衆に浸透させることに成功し、現在にいたるまで人々の「ソ連」のイメージと結びついてきた。映画は首都モスクワをいかに神話化し、解体したのか、スクリーン上の建築物が饒舌に語り始める。

内容説明

映画というメディアによって建設された理想の社会主義都市、モスクワ。楽園のごとき都市はいかにして生まれ、そして地獄へと変貌していったのか。建築×映画×全体主義、夢のソ連ランドにようこそ。

目次

第1章 建築と映画の出会い―『全線』に見るソフホーズの形象(ファクトゥーラとファクトの美学;『全線』制作の背景 ほか)
第2章 都市は運動する―『新しいモスクワ』に見るスターリンのモスクワ再開発計画(メドヴェトキンと社会主義リアリズム;動く家 ほか)
第3章 映画は建築する―『輝ける道』と全連邦農業博覧会(社会主義リアリズムとミュージカル映画;総合芸術空間としての農業博覧会 ほか)
第4章 地下の宮殿―『僕はモスクワを歩く』と『ナースチャ』における地下鉄空間(地下鉄言説とソ連映画;スターリン期のモスクワ地下鉄駅 ほか)
第5章 宮殿から地獄へ―ポスト・ソ連時代の映画における地下鉄空間(地下鉄言説の推移;ポスト・ソ連期の地下鉄表象 ほか)

著者等紹介

本田晃子[ホンダアキコ]
2012年東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。現在、岡山大学社会文化科学研究科准教授。専攻はロシア建築史、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/08/24

kogyo_diamond

2
ソ連、ポスト・ソ連映画の中の建築イメージを論じている。社会主義リアリズム建築の役割は党が求めるイデオロギーを物語ること。リアリズムを装ったイデアリズム。農村の集団化・工業化への関心を高めるため制作された『全線』歩き出す穀物庫『幸福』や都市再開発『新しいモスクワ』曳家シーン等実際の映像をネットで探し読むのも楽しかった。地下宮殿、地下鉄変遷の解説も全てが終章『ソ連ランド』2006(ソ連を体験できるディズニーランド的なテーマパークが舞台の映画)に集約する。フルジャノフスキーDAUシリーズ視聴前に読めてよかった。2022/08/08

horada

0
***2024/02/19

mascuma

0
第4章 地下の宮殿――『僕はモスクワを歩く』と『ナースチャ』における地下鉄空間2023/02/15

土偶

0
映画を見る時に横に置いて建築物の確認しながら見たくなる。地下鉄も建設時期の特徴があるとは思わなかったし。(この中ではダネリヤ作品の一部しか見てない…)2022/11/09

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