越境の人類学―在日パキスタン人ムスリム移民の妻たち

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130563031
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C3036

出版社内容情報

パキスタン人男性と結婚した日本人女性たち。外国人労働者の妻であり、改宗ムスリムとなった彼女達は、日本にいながら「越境」する。

目次

序章 外国人ムスリムとの結婚―もう一つの「越境」への人類学的アプローチ
第1章 夫たちの来日―国を離れる力とつなぎ止める力
第2章 出会いから結婚へ―「妻」となるプロセス
第3章 男性のネットワーク形成とジェンダー規範の再構築
第4章 ムスリムとしての自己覚醒
第5章 「本来のイスラーム」という地平
第6章 「日本人ムスリム」としての自己の再定義
第7章 国境を越える家族
終章 現代日本における女性たちの越境

著者等紹介

工藤正子[クドウマサコ]
1963年徳島に生まれる。1985年上智大学文学部卒業。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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