大学という理念―絶望のその先へ

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大学という理念―絶望のその先へ

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  • サイズ 46判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130530927
  • NDC分類 377.1
  • Cコード C1037

出版社内容情報

東大すら例外でない「衰亡」が取沙汰される現代日本の大学.いま直面する問題は,明治以降の日本の知の歴史の帰結と深い関係がある.社会史の視座と,自ら大学の研究・教育に携わる実践者の視座との双方から,ありうる大学の未来像とその芯である「理念」を大胆に提示する書.

内容説明

資本主義の過剰、パンデミック…、いま危機の中で思考する渾身の大学論=日本社会のための海図。新しい価値を創造する場へ。

目次

なぜ、大学が問題なのか―危機の中で思考する
1 大学崩壊の時代に(爆発の時代に大学の再定義は可能か;「人文社会系は役に立たない」は本当か―「通知」批判から考える;大学院教育の未来形はどこにあるのか;「蹴られない東大」を実現する方法;大学の不条理と未来―単線から複線へ;明日の大学 明日の都市―コミュニティとしての大学=都市)
2 明日の大学を語る(大学に未来はあるか―通過儀礼からキャリア―ビジョンの転轍機へ;大学は国に奉仕しているわけではない;人生で三回大学に入る社会に向けて;日本の大学の何が問題か―青木保×吉見俊哉;文系学部解体‐大学の未来―室井尚×吉見俊哉)
大学という理念―近代の臨界と自由の結界

著者等紹介

吉見俊哉[ヨシミシュンヤ]
東京大学大学院情報学環教授。1957年生まれ、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京大学新聞研究所助教授、同社会情報研究所教授等を経て現職。東京大学副学長、情報学環学環長、大学総合教育研究センター長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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犬養三千代

8
ボーッと大学生活?をおくった私にははたと考えさせること多し。18,30,60,歳での学びを提案されている。そんなにこの人の講義聞きたいという存在いるのかな?もっとリーズナブルに大学、大学院へ行けたらいいのにね。教育のシステムはもっと多様性があってもいいのにね!2021/02/11

よしひろ

5
大学の価値を再認識できる一冊。2022/02/13

Go Extreme

3
なぜ、大学が問題なのか 大学崩壊の時代に:爆発の時代に大学の再定義は可能か 人文社会系は役に立たないは本当か 大学院教育の未来形はどこにあるのか 蹴られない東大 を実現する方法 大学の不条理と未来―単線から複線へ 明日の大学 明日の都市―コミュニティとしての大学=都市 明日の大学を語る:大学に未来はあるかー通過儀礼→キャリアビジョンの転轍機へ 大学は国に奉仕しているわけではない 人生で三回大学に入る社会に向けて 日本の大学の何が問題か 文系学部解体‐大学の未来 大学という理念―近代の臨界と自由の結界2021/03/06

Yappy!

1
様々な雑誌やシンポジウムなどで話したor書かれた内容を補足して纏め、序章と終章を書き下ろしで追加し、著者の大学というものに対するまなざしを整理したもの。 元々社会学、しかもカルチュラル・スタディーズの専門家ということで、大学の歴史や現状に対する分析から組織や人の纏まりとしての大学に対する分析と今後への提案はなかなか深い。社会的なものを普段から一歩下がって見ることができる人じゃないと、読んだ後にモヤモヤ感が残るかも。現実をそのまま受け止め、未来を勝手に楽観視せずリアリスティックにかつ前向きに考えた結果か。2022/02/06

ぱリ

1
寄稿やインタビューを集めているので重複感は否めないが、何度も繰り返されるうちに内容を理解するという効能も。吉見先生は大学執行部の内情や文科省の圧力も熟知され、絶望も深いことと察します。運営費交付金が減額の一途をたどるなか、「毒まんじゅう」に例えながらも外部資金に頼るしかない現状がつらみ。室井先生との対談も興味深く拝読。学問の捉え方に違いはなくとも、戦い方が違うと解釈した。2021/04/13

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