アクティブラーニングのデザイン―東京大学の新しい教養教育

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アクティブラーニングのデザイン―東京大学の新しい教養教育

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  • サイズ B6判/ページ数 173,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130530873
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C1037

出版社内容情報

新しい学びのデザインの向けた思想と実践を、東京大学教養学部のチャレンジに探る。

社会が求める大学教育の質の改革が急がれている.授業のかたちから,その機材,キャンパスまで,「アクティブラーニング」による学びの場のデザインを,そのコンセプトと現場の実際を交えて東京大学教養学部の実践に探る.

はじめに(永田 敬・林 一雅)
序章 なぜアクティブラーニングなのか そして,「どのように」(永田 敬)
1章 アクティブラーニングの理論と実践(山内祐平)
 1 アクティブラーニングとは
 2 アクティブラーニングの技法
 3 経験から学ぶ
 4 課題を設定して学ぶ
 5 他者とともに学ぶ
 6 大学教育とアクティブラーニング
2章 アクティブラーニングの実践論――世界の大学では(林 一雅・永田 敬)
 1 物理教育のアクティブラーニング
 2 マサチューセッツ工科大学におけるアクティブラーニングの取り組み
 3 東京大学教養学部におけるアクティブラーニングの取り組み
3章 学習者と社会の架け橋としてのアクティブラーニング(山邉昭則)
 1 高等教育におけるアクティブラーニングの可能性
 2 実践例(1)――「基礎演習」におけるアクティブラーニング
 3 実践例(2)――「科学コミュニケーション――新しい時代の新しい教養」
 4 多彩なテーマへの展開の可能性
 5 アクティブラーニングのアウトプットとしての社会との交流
 6 まとめ
4章 英語で科学する――アクティブラーニングによる英語プログラム「ALESS」の取り組み(トム・ガリー)
 1 世界の潮流,大学の挑戦
 2 ALESSの誕生
 3 相互文章相談である「ピア・レビュー」
 4 東大オリジナルの「ALESS実験」
 5 支援体制
 6 課題と展望
5章 アクティブラーニングを支援するICTツール――タブレットPCを活用したソフトウェアの開発と実践(望月俊男・西森年寿)
 1 はじめに――ICTが支援するアクティブラーニング
 2 ビデオ・エクスプローラ
 3 eジャーナルプラス
 4 ソフトウェアを活用した授業実践
 5 初等中等教育への展開
6章 新しい学びの場のデザイン(加藤道夫・筑紫一夫)
 1 環境の意味の再発見
 2 「理想の教育棟」プロジェクトの概要と経緯
 3 「教える」ための建築から「学ぶ」ための建築へ
あとがき――アクティブラーニングの先にあるもの(永田 敬・林 一雅)

事項索引/人名索引/執筆者紹介

【著者紹介】
永田 敬
永田 敬:東京大学大学院総合文化研究科教授

内容説明

新しい「学びの場」の創造。アクティブラーニングを活用して東京大学教養学部が進めてきた授業改革の取り組みを、あますところなく紹介する。

目次

序章 なぜアクティブラーニングかそして、「どのように」
第1章 アクティブラーニングの理論と実践
第2章 アクティブラーニングの実践論―世界の大学では
第3章 学習者と社会の架け橋としてのアクティブラーニング
第4章 英語で科学する―アクティブラーニングによる英語プログラム「ALESS」の取り組み
第5章 アクティブラーニングを支援するICTツール―タブレットPCを活用したソフトウェアの開発と実践
第6章 新しい学びの場のデザイン

著者等紹介

永田敬[ナガタタカシ]
東京大学大学院総合文化研究科教授、専門分野は分子物理化学、1954年生れ。教養学部附属教養教育開発機構(現、教養教育高度化機構)を兼務し、「理想の教育棟」プロジェクトの統括責任者、文部科学省現代GP「ICTを活用した新たな教養教育の実現」の実施担当者として、東京大学の学部前期課程教育におけるアクティブラーニングの構想と実践に携わってきた

林一雅[ハヤシカズマサ]
東京農工大学総合情報メディアセンター助教、専門分野は教育工学、情報工学。1979年生まれ。東京大学教養学部附属教養教育開発機構(現、教養教育高度化機構)で2007年6月から2013年8月まで特任助教として、駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)の運用と授業支援を担当した。また、文部科学省現代GP「ICTを活用した新たな教養教育の実現」の取り組みを担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Moloko

3
アクティブ・ラーニングの基礎理論や、主に東大の高等教育においてどう活用されているかを紹介した。先行のMITの事例も面白かったし、建築の面から論じた点も良かった。教育の効率からマス授業が残るとも思うが、学生の意欲を引き出すには積極的に学習に取り組める仕掛けや多様な考え方と交差することによる刺激が必要だという自分の実感にも合っていた2017/03/07

客野

1
「アクティブラーニング」という言葉をご存知ですか?日本の教育ではこれまで一方的な講義を行ってきましたが、グローバル化する世界についていくために相互的な学習に変更・発展する必要があるとされてきました。ざっくり(本当にざっくり)いうと、この相互的な学習がアクティブラーニングです。そして、この本はいわばこれまでとは全く違うこの取り組みの最先端をいく日本最高の学術機関、東京大学の試みの記録です。記録とはいいましたが、ここで紹介されている教育方法の多くは今も続いています。まさに今とこれからを結ぶ本。良著です2016/06/07

松村 英治

0
駒場がこんなに変わっているとは。授業の内容、方法だけではなく、ICTなどの物的整備、空間のデザインなどが一体的に進められていて、大学が法人化したメリットがかなり活用されているように思う。2016/04/10

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