イスラームの神秘主義と聖者信仰

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130341875
  • NDC分類 226
  • Cコード C3330

出版社内容情報

イスラームの深みと豊かさの源泉に,人類学,歴史学,思想研究の協働が新たな視点を示す.聖者信仰,スーフィー思想,教団,預言者一族崇敬の4つの主題の下に,事例研究と理論を結合した研究の再構築が,イスラームの歴史と現在との総合理解に道を開く.

内容説明

思想研究・歴史学・人類学の協働のもと、スーフィズム・聖者信仰複合の研究を通してイスラームの歴史と現在との総合理解に道を切り拓く。

目次

スーフィズム・聖者信仰複合への視線
1 聖者信仰(聖者信仰研究の最前線―人類学を中心に;ガザーと聖者、その記述と観念―エヴリヤ・チェレビーの『旅行記』から ほか)
2 タサウウフ(タサウウフ研究の最前線―思想研究の立場から;神秘主義の聖者とイマーム派のイマーム ほか)
3 タリーカ(タリーカ研究の現状と展望―道、流派、教団;タリーカにおける世襲の問題 ほか)
4 サイイド・シャリーフ(サイイド・シャリーフ研究の現状と展望;シャリーフィズム、象徴、歴史 ほか)

著者等紹介

赤堀雅幸[アカホリマサユキ]
1961年生。上智大学アジア文化研究所助教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学(人類学,中東研究)

東長靖[トウナガヤスシ]
1960年生。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退(イスラーム学)

堀川徹[ホリカワトオル]
1950年生。京都外国語大学外国語学部教授。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(中央アジア史)
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