出版社内容情報
中国の対外戦略は、いかにして形成され、また何を目指しているのか。第2次大戦末から建国を経て現在に至る中国の対外戦略と指導部の国際情勢観を分析し、政策形成および変遷の過程を明らかにする。21世紀中国と世界の行方を探るための待望の「ライフワーク」。
内容説明
本書は、中華人民共和国の対外戦略と、その形成にとって最も重要な政策決定者の国際情勢観を中心に分析したものである。
目次
対外戦略と対外イメージ
中国外交の始まり
建国初期―中ソ友好同盟相互援助条約と朝鮮戦争
中ソ対立の進行
核と世界革命
米中和解
改革開放以後の中国国際関係
著者等紹介
岡部達味[オカベタツミ]
1932年東京に生れる。1955年東京大学教養学部教養学科卒業。1957年東京大学大学院国際関係論修士課程修了。1975年東京都立大学法学部教授。1995年専修大学法学部教授、現在に至る。社会学博士
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