出版社内容情報
うち続く亡国の危機のなか,西洋文明と対峙した知識人たちは中国をいかに変えようとしたのか?近代へと脱皮してゆく壮大なうねりのなかで,二つの文明のはざまに立たされた中国知識人のドラスチックな思想的転回を活写する.
内容説明
うち続く亡国の危機のなか、西洋文明と対峙した知識人たちは中国をいかに変えようとしたのか?近代へと脱皮してゆく壮大なうねりのなかで、二つの文明のはざまに立たされた中国知識人のドラスチックな思想的転回を活写する。
目次
序章 近代中国と知識人
第1章 文明と万国公法(不平等条約;『万国公法』の翻訳;外交官と万国公法 ほか)
第2章 フランス革命と中国(前史;フランス革命論の展開;フランス革命論の争点 ほか)
第3章 近代中国の体制構想(体制構想の歴史的射程;世界史と中国の専制;専制と自由)