出版社内容情報
流麗な文章が生み出す、豪奢にして繊細な作品世界――これぞ文学の中の文学。読むほどに、また格別の面白さ! ◎豪華執筆陣によるエッセイ掲載の月報付き。函入り。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
5
また「細雪」を読み終わってしまった。一人谷崎のみではなく、近代日本文学の中でも燦然と輝く、まるで奇跡のような作品。2019/08/16
訪問者
4
また『細雪』を読み終わってしまった。日本文学史上に燦然と輝く奇跡のような作品だとの思いを新たにする。2023/09/12
MatsumotoShuji
1
有名な水害のシーンは迫力たっぷり。板倉にまつわるエピソードもショッキング。 でもやっぱり雪子のぐずぐずしたお見合い話の方が読んでいて面白いのは何なんだ。 読んでいる時は結構いらいらさせられるんだけど。 ちなみに板倉は中耳炎→乳様突起炎→敗血症→DICという経過をたどったものと思われます。 まだ抗生剤がない時代だったんだ。2021/06/27
訪問者
1
全集が出たので何度目かの「細雪」再読。やはりこの作品は日本文学史上の最高傑作だ。2016/03/27
アンコ椿
1
細雪、関西弁が心地良し。繊細な女心を余すところなく描いている。さすが谷崎だ。2015/11/22