中公新書ラクレ
読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第30集〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505613
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

出版社内容情報

北朝鮮の水爆実験、長距離弾道ミサイル。国内では熊本地震、いまなお多くの被災者が苦しんでいる。激動の2016年上期を辿る。

内容説明

年明けから水爆実験、長距離弾道ミサイルの発射と北朝鮮が暴走を続け、三月には三十人以上が死亡したブリュッセルの同時テロが世界中を震撼させた。一方国内では、四月に熊本地震が起き、いまなお多くの被災者が苦しい生活を強いられている。波乱続きの二〇一六年上半期をたどる。

目次

金の一粒
ラクダ流
番号113
野暮なバカ
初昔
胃炎の人
紫煙の今昔
地図の記号
科学の歌
軽井沢の悲劇〔ほか〕

著者等紹介

竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融など担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当。2015年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

94
第三十集目の「編集手帳で2016年上半期の文章が収められています。私は読売新聞を読むのをやめてしまったのですがこの文章だけはいつもこのように出版してくれるので読ませてもらっています。北朝鮮のことや熊本地震などの話題が多く若干暗くなりがちなのですが、文章が非常に簡潔で理解しやすさがあります。私もいつも見習いたいと思っているのですがままなりません。2016/08/13

ふみ

5
かなり好き。はじめて竹内政明さんの書いたものを読んだけど、すごくあたたかいし、言葉がとにかくうまい。お気に入りは「金の一粒」と「ラクダ流」 「順風満帆の人生もいいが、割れて壊れた挫折を知る「金継ぎ」の人生には深いコクがある。」「人はラクダに似ている。見えるのは「今」だけで、あした何が起きるかは誰も知らない。知らないおかげで、希望を抱いて人生の旅を続けることができる。」2023/07/21

山田

2
読売新聞で連載されている編集手帳をまとめたもの。今作では2016年1月~6月までのものがまとめられている。 今作でも様々なニュースが収録されていたが、あまり不幸なニュースは少なかった印象を受ける。むしろ企業や国の不正問題などが浮き彫りになったものの方が多かった気がする。 改めて見れば覚えているニュースも多かった。ただ全体的に暗いニュースが多かったので、もう少し明るいニュースも見てみたい。2017/02/16

fortune

1
2016年度上半期の読売新聞一面コラム集。北朝鮮水爆実験、熊本地震、舛添東京都知事辞任…など。印象に残ったのは清原元プロ野球選手逮捕の「ああ、キヨ」、家族を喪った人の悲しみを謳った「ハンカチ」です。著者が前年に入院されたせいか、人に寄り添う気持ちがより深くなった気がします。2021/08/29

ちょーのすけ

1
この巻だけ、どういうわけか買って読まずにいたようで、今になって読む。いつも通りの、今は新たなものが読めなくなってしまった、名人芸コラム。2020/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11115050
  • ご注意事項