中公新書ラクレ
このタワーがすごい!―東京スカイツリーから「太陽の塔」まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121503909
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C1236

内容説明

世界に類を見ないタワー大国ニッポン。タワーの歴史から珍塔・名塔の紹介、タワーキャラクター、今は消えた塔まで網羅。写真・データ多数収録。読むと「塔見」の旅に出掛けたくなる。

目次

オリエンテーション タワーの定義―本書の場合
第1講 東京タワーと東京スカイツリー(「東京タワー」に明け暮れた二〇〇六年;日本人の精神的支柱、東京タワー ほか)
第2講 塔の聖地、関西を行く(京の塔;奈良の塔 ほか)
第3講 忘れてはならない名塔たち(北と南の鎮魂塔;目立たないタワー)
第4講 今は亡き塔へのレクイエム(「神」を目指した英雄たちと塔;観光タワ―黎明期の主役たちはどこへ? ほか)
第5講  新しい摩天楼を目指して(タワーの宿命それは高さへの挑戦!;タワーランキングに変動あり ほか)

著者等紹介

鈴木重美[スズキシゲミ]
タワー評論家。1961年横浜生まれ。小学5年生の時、大阪万博で岡本太郎の「太陽の塔」に出会い、タワーのエネルギーに魅せられる。大阪万博、愛知万博の展示を手掛けたデザイン施行会社・丹青社でタワー関連の企画に関わり、タワー熱が更に高まる。今までに訪れたタワー、塔は100に到達する。高所恐怖症ならぬ、高所愛好家。ラジオ、テレビ、雑誌等でタワーを評論する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

7
10年ほど前、スカイツリーの建設中に出版されたタワーがテーマの本。岡本太郎や神奈川のタワーに過度に焦点が当たっているようにかなり個人的なセンスで書かれていると思われるが、作者の思い入れを感じられ好感が持てる。 その反面、拡がりにはかける気もする。2019/11/29

Humbaba

5
建築物は,いつまでもあり続けてくれる保証はない.時代によって要望も変わり,重要なものがいつの間にか無用の長物に成り下がってしまう日も来る.だからこそ,興味があるものに対しては,積極的に降れていこうとすることが大切になるだろう.2012/08/09

たくのみ

4
タワーの旅の鈴木さんの日本の「タワー」概論。五重塔からPLタワーまで、ニッチな電波塔や天守閣まで、でも、一番好きなのは大阪の「太陽の塔」。小松左京かプロデュースした内部の生命の樹、立てこもりの目玉男事件などの話も楽しい。日本中にある様々なタワーたち。世界とはまた違うおもむきをそれぞれ秘めているのだった。2013/07/28

みのたか

2
タワーの紹介本としては有用だが、読み物として考えると微妙かな。2012/10/07

のぶ

2
重箱の隅かもしれないけど著者紹介欄の生まれ年と万博経験学年の計算が合ってなくて(世代が近いので一瞬でわかるんです)近影の雰囲気も相俟って胡散臭い本の印象を持ったのは私だけでしょうか。でも学術書のような権威性を求めずに読み物として軽く読めば楽しい本でした。発行時期的には東京タワーvsツリーのような話題に染まりそうなところを50ページ程度で踏みとどまってしかもタワー協議会に加盟してそうなメジャーな塔もさらっと撫でるだけで、現存しないものや人知れず屹立するものまで範囲を広げた話題の豊かさがよかったのでしょう。 2011/11/22

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