中公新書<br> 流出する日本人―海外移住の光と影

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中公新書
流出する日本人―海外移住の光と影

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027948
  • NDC分類 334.51
  • Cコード C1236

出版社内容情報

日本人の海外移住が注目を集めている。ワーキングホリデーの若者、子育て世代、富裕層、技術者や研究者、リタイア世代。日本をなぜ離れるのか。海外移住にはどんなリスクがあるのか。移住研究の第一人者が、日本人移住者へのインタビューやデータをもとに実態に迫る。自由な環境で実力を発揮する人々から、悪徳業者に騙される若者、帰国したくてもできない離婚者まで、海外で暮らす人々の明暗と日本への影響。

内容説明

日本人の海外「流出」が注目を集めている。ワーキングホリデーの若者、子育て世代、富裕層、技術者や研究者、リタイア世代。日本をなぜ離れるのか。海外移住にはどんなリスクがあるのか。移住研究の第一人者が、当事者へのインタビューやデータをもとに実態に迫る。自由な環境で実力を発揮する人々から、悪徳業者に騙される若者、帰国したくてもできない離婚者まで、海外で暮らす人々の明暗と日本への影響。

目次

序章 日本人の海外移住の歴史
第1章 日本の人口減少と世界の移民政策―移住をめぐる構造変化
第2章 若者たちの海外移住―ワーキングホリデーの光と影
第3章 「自己実現」と「生きやすさ」を求めて
第4章 日本が抱えるリスクと不確実性
第5章 移住先の選択―文化から税制まで
第6章 海外移住の影―永住のハードルと移住後のリスク
第7章 日本の未来と政策の選択肢―誰もが住み続けたい日本へ

著者等紹介

大石奈々[オオイシナナ]
メルボルン大学アジア研究所准教授。移民政策学会理事。ハーバード大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。国際労働機関(ILO)政策分析官、国際基督教大学准教授、上智大学教授などを経て2013年から現職。専門は日本研究、移住研究、国際社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

電羊齋

9
前半部分では日本人の海外移住のさまざまな動機・要因(プッシュ要因)を取り上げ、それらが日本社会が抱えるさまざま課題を反映していることを指摘する。後半部分では海外移住先の要因(プル要因)、および海外移住につきまとうリスクと影の部分を論じている。その上で、海外への流出の要因となっている課題に向き合い、日本人にとっても外国人にとっても「より住み続けたい日本」を作ること、そして海外移住者とその子孫(ディアスポラ)を活かす戦略を説く。海外移住から見た日本社会論として読める。2024/03/20

路人

6
日本社会は内向きにはなっているというがこの本は否定する。「自己実現」、「生きやすさの模索」、「リスク回避」、「豊かさの追求」という4つの志向性(動機)は高まっているものの、円安・(海外の)自国主義などで移住の制約・デメリットが高まっているのだと。海外志向の拡大が、ひいては日本を住みやすい社会にすると論じる。そうあって欲しい。2024/05/02

リットン

6
自分は、たぶん典型的な日本人の範疇だろうし、日本の公的な医療や教育などの恩恵を十二分に受けてきていて、これからも受けていくだろうから、あまり海外に出ていくメリットや、子供になんとしても国際人に、、という気持ちはないなぁ。でも、海外経験自体は良い経験だろうなあと思うし、海外移住する人たちが日本との結びつきを持ってくれることで、世界は繋がっていくのだろうし、良いことだと思うなぁ。2024/04/10

takao

3
ふむ2024/05/09

けいすけ

0
【購入】目新しい情報はなし。基本的に永住全体の書き方だったので、国籍や年金の話もあった。2024/04/25

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