中公新書<br> 自動車の世界史―T型フォードからEV、自動運転まで

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中公新書
自動車の世界史―T型フォードからEV、自動運転まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027788
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C1222

出版社内容情報

一九世紀末のドイツとフランスに端を発する自動車開発。一九〇八年にアメリカでT型フォードが登場したのち、爆発的に普及した。その後、欧州、アメリカ、日本、中国が入り混じり、激しいシェア争いを繰り広げていく。その歴史には、現代における国際関係の栄枯盛衰が色濃く反映されている。本書は、自動車産業の黎明期から冷戦下における日本車の躍進、低燃費・EV・自動運転の時代における中国の台頭まで、その百年史を余すところなく描き切る。

内容説明

19世紀末、欧州で誕生した自動車。1908年にT型フォードがアメリカで爆発的に普及したのを機に、各国による開発競争が激化する。フォルクスワーゲン、トヨタ、日産、ルノー、GM、現代、テスラ、上海汽車―トップメーカーの栄枯盛衰には、国際政治の動向が色濃く反映している。本書は、自動車産業の黎明期から、日本軍の躍進、低燃費・EV・自動運転の時代における中国の台頭まで、100年の激闘を活写する。

目次

序章 自動車産業の夜明け
第1章 大衆車普及への道―終戦と高度成長
第2章 貿易摩擦の時代―省燃費化のスタートからスーパーカー・ブームまで
第3章 狂乱の八〇年代―日本軍の黄金時代と冷戦終結
第4章 グローバル市場の誕生―台頭する新興国と日本の「衰退」
第5章 中国の台頭とCASE―エコカー・電動化・自動運転の波
第6章 失われた四〇年か、ブレークスルーか―テロとの戦い、気候変動、コロナ危機

著者等紹介

鈴木均[スズキヒトシ]
1974年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。European University Institute歴史文明学科修了。Ph.D.(History and Civilization)。新潟県立大学国際地域学部准教授、モナシュ大学訪問研究員、LSE訪問研究員、外務省経済局経済連携課を経て、2021年に合同会社未来モビリT研究を設立。現在、同代表。国際文化会館地経学研究所主任客員研究員、21世紀政策研究所欧州研究会委員などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

101
歴史的な車種が数多く掲載され、自動車好きには興味深い一冊なのだろう。自動車企業の栄枯盛衰・離合集散も紹介されるが、産業史としての分析という意味では、少し皮相的な内容ではある。省エネ・地球環境・カーレース・自動運転など様々な技術革新の歴史だが、一方で、交通事故でこれだけ多くの悲劇を生み続けていることを思うと、「人を傷つけない」ことにこそ経営資源が集中投入されるべきではなかったのか。T型フォードから120年間ずっと殺人装置を供給しながら、「自動車産業は国家なり」と誇りに満ちて語られる歴史が、空しく悲しい。2024/03/15

skunk_c

59
国際政治学の研究者が趣味の自動車についてその主に戦後史を丹念に語ったもの。大学の講義ノートから抜粋したとかで、随所にその時代の(一般常識レベルだが)政治状況が織り込まれているのが面白い。ティアという概念を用いて自動車生産国をランク付しているのもわかりやすかった。日本をはじめ世界の著名メーカーの小史、コラムでは主要国の公用車が写真入りで紹介されるなど、マニアックな面も。特に中国の最近の動向がとても参考になった。今までの諸国と異なる道筋で、果たしてティア1(世界的供給国)になるのか?今後の展開が気になる。2023/12/09

らくだ

6
自動車の生産能力はその国の国力を反映する。当たりまえのといえばそれまでだが、改めて解説されると納得。 アメリカの自動車産業というとなんとなく斜陽でいまいちなイメージがあるが、かつて、また、いまでもその力は侮れないようです。2024/01/09

ほしの

4
CASEへの言及は少なめ。この本に沿って年表作ると文脈がもっとよく理解できるんだろうなと思った。カーレースについてちょっと興味出た。産業の歴史面白い。2024/05/09

takao

4
ふむ2024/05/15

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