出版社内容情報
子はなぜ親に似るのか? この仕組みを解き明かすことから始まったのが遺伝学だ。メンデル以来約160年とその歴史は浅いものの、遺伝学はいまや生物科学の中核となった。遺伝子が子へ伝達される仕組みや生体内での働きが明らかとなり、染色体からDNAへと、遺伝子の実体解明も進む。そして、PCRやゲノム編集などの最新技術にも結実する。遺伝学の研究と発見の歴史を、科学者の生涯とともにドラマチックに描く。
内容説明
子はなぜ親に似るのか?この仕組みを解き明かすことから始まったのが遺伝学だ。メンデル以来約160年とその歴史は浅いものの、遺伝学は生物科学の中核となった。遺伝子が子へ伝達される仕組みや生体内での働きが明らかとなり、染色体からDNAへと、遺伝子の実体解明も進む。いまや、PCRやゲノム編集などの最新技術にも結実している。遺伝学の研究と発見の歴史を、科学者たちの生涯とともにドラマチックに描く。
目次
序章 メンデル以前
第1章 メンデルと遺伝の法則の誕生
第2章 モーガン学派と遺伝の染色体説
第3章 マクリントックと動く遺伝子
第4章 ビードルと生化学遺伝学
第5章 遺伝子の本体
第6章 DNAの構造解明と遺伝子の複製
第7章 遺伝子概念の変遷と遺伝学の将来
著者等紹介
平野博之[ヒラノヒロユキ]
1954年千葉県生まれ。1978年東北大学理学部生物学科卒業、1983年名古屋大学大学院農学研究科生化学制御専攻修了。国立遺伝学研究所助手、東京大学大学院農学生命科学研究科助教授、同大学大学院理学系研究科教授等を務める。東京大学名誉教授。農学博士。日本遺伝学会木原賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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