大学改革―立命館はなぜ成功したか

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120040740
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0034

出版社内容情報

大学大倒産の時代は目前。立命館はこの三十年間、改革を強力に進めてきたが、その中心人物が大学改革はいかに進めたらよいかを語る。

内容説明

立命館は名門私立大学だが、一九六〇年代から七〇年代にかけて、激しい大学紛争に遭遇し、大学改革に後れをとった。しかし、七九年以降は飛躍的発展を遂げ、今日では質・量ともに、日本を代表する私立大学になっている。この改革は立命館の教職員、滋賀県や大分県などの地方自治体、経済界、中央官庁など、多くの人々の協力によって成し遂げられたものだが、それらの人々を立命館の改革に引き込んでいったリーダーは、大学改革に強い意欲と高い理念をもった川本八郎であり、彼なくしてこの改革はなしえなかったと言える。遠からずして危機の大波が日本の大学を襲うだろう。にもかかわらず、国公私立を問わず、大半の大学は改革の方策を見出せずにいる。本書は改革に最も成功した大学と言われる立命館の、改革の理念・中身とそこから得られた教訓を、改革の立役者が語ったものである。

目次

第1章 深刻な日本の教育危機
第2章 大学改革をいかに進めるか
第3章 改革における事務職員の役割
第4章 大学改革を担うリーダーの条件
第5章 改革の起爆力となったBKC開設
第6章 大型公私協力によるAPUの創設
第7章 特色ある一貫教育の展開と人材育成

著者等紹介

川本八郎[カワモトハチロウ]
学校法人立命館顧問、前理事長。1934年10月石川県生まれ。58年3月立命館大学法学部卒業、同年4月学校法人立命館に就職。73年7月学生部学生課長、78年6月総務部総務課長、83年4月総務部長、84年4月常務理事(総務・財務担当)、89年1月専務理事、95年11月理事長に就任する。2007年4月相談役・理事、08年7月より顧問に就任し、現在に至る。受賞・受章歴、2006年11月京都市教育功労者賞受賞。2007年11月旭日重光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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