出版社内容情報
この国に蔓延する「薄っぺらい正義」を嗤う。ベストセラー作家が放つ、言論の銃弾109連射!
内容説明
彼らはどこまで本気なのだろうか。都合のいい正義を振りかざし自省しないマスコミ、犯罪者をやたら擁護したがる人権派、隣国の横暴には見て見ぬふりをする輩たち、無責任な発言ばかり繰り返す野党議員…。この国に蔓延する数多の「偽善」をぶった斬り!ベストセラー作家が日々のニュースに潜む「薄っぺらい正義」を笑い飛ばす、言論の銃弾100連射!
目次
第1章 薄っぺらい正義(TBSの偏向演出;財務次官とテレビ朝日はどちらが悪いのか ほか)
第2章 人権派という病(「土人」発言;軍人差別 ほか)
第3章 平和という麻酔(自衛隊を違憲と叫ぶべし;鳥越俊太郎の罵倒 ほか)
第4章 韓国と中国の本質(韓国に忖度;中国に褒められたい人がいる ほか)
第5章 野党の愚(共産党の差別;恫喝議員 ほか)
著者等紹介
百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956(昭和31)年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』で作家デビュー。他の著書に『海賊とよばれた男』(第十回本屋大賞受賞)等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
231
百田 尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。 著者のメールマガジンからの抜粋で偽善者を批判するコラムを集めた巻です。死刑に関しては、全く同感です。安倍総理をきちんと批判してくれれば、もっと信用出来るんですが・・・ https://www.shinchosha.co.jp/book/610836/2020/07/14
謙信公
61
至極ごもっとも。呆れ返る話ばかりだが、特に印象深いもの3つ。 財務次官とテレビ朝日はどちらが悪い?女性記者を被害者だというのなら、ハニートラップまがいのマスコミも糾弾されるべき。 自衛隊を違憲と本気で糾弾するのなら、災害での救助活動を「憲法違反の集団が法律違反の行動をした」と、そこまで書け! ベトナム戦争で韓国兵が多くのベトナム女性をレイプした結果、生まれた父親不明の混血児が社会問題に。慰安婦問題で騒ぎ立てる韓国はどう出るか? 「ああ、本当にニュースを見るたびに、情けない気持ちでいっぱいになります」同感。2023/03/24
うっちー
61
百田さんの情報収集力には驚きです2020/10/15
ビグ
57
百田さんの本は「永遠の0」しか読んだことがないけれど、この人の発言は時々話題になっていて結構過激なひとなのか?と思っていた。 軽くページをめくってみると面白そうなので購入して読み始めたが、読んで正解! 自分がいかに無知で信じやすい人間なんだと気がついた。 ニュースや新聞をみて知ったつもりでいるだけで、本当の真実を知らなかったのか…と。 政治も韓国・中国問題も更には新聞やニュースもツッコミどころ満載。何を信じ何を疑うか、報道を全て鵜呑みにせず自分の頭で考えなきゃと感じた。2020/01/13
金吾
55
○偽善者は自分は安全な場所に身を置いて、ある一面から見ると正論になることを言うことに優越感を感じるタイプとただ視野が狭い無知蒙昧なタイプ、ある対象への悪意のためソフィストのような論理を振りかざすタイプの3つのタイプがあるように感じました。2020/12/03