出版社内容情報
これがジャズなんだ! 村上春樹が惚れ込んだピアニストについての評伝・評論・エッセイを精選。ジャズへの思い溢れるアンソロジー。
頑固で優しく、偏屈だけど正しい――モンクの音楽は、いつも大きな謎だった。演奏も振る舞いも「独特」そのもの。しかし、じっくり耳を傾ければその音楽は聴く者の心を強く励まし、深く静かに説得してくれる――高名な批評家、若き日を知るミュージシャン、仕事を共にしたプロデューサーなどが綴った文章に加え、村上春樹自身のエッセイと「私的レコード案内」でその魅力の真髄に迫るアンソロジー。
内容説明
演奏も振る舞いも超個性的で自由で独特そのもの。しかし、じっくり耳を傾ければその音楽は聴く者の心を強く励まし、深く静かに説得してくれる―高名な批評家、若き日を知るミュージシャン、仕事を共にしたプロデューサーらが綴った文章に加え、村上春樹自身のエッセイと「私的レコード案内」でその魅力の真髄に迫る。
目次
セロニアス・モンクのいた風景(村上春樹)
この男を録音しよう!(ロレイン・ゴードン)
それからゾンビ・ミュージックがやってきた/マッド・モンク(メアリ・ルウ・ウィリアムズ)
ビバップ・ハリケーンの目(トマス・フィッタリング)
彼のすべての曲は歌えたし、スイングできた(スティーブ・レイシー)
通常のピアニストがまず行かない場所に(ナット・ヘントフ)
モンクと男爵夫人はそれぞれの家を見つける(デヴィッド・カスティン)
ジャズという世界でしか起こりえなかったものごと(ダン・モーゲンスターン)
モンクとコルトレーンの夏(ベン・ラトリフ)
いちばん孤独な修道僧(バリー・ファレル)
ブラインドフォールド・テスト(レナード・フェザー)
セロニアスが教えてくれたこと(オリン・キープニューズ)
セロニアス・モンクの人生の一端となること(ジョージ・ウィーン)
感想・レビュー
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ハイク
こきよ
抹茶モナカ
starbro
OCEAN8380