ソロモンの偽証〈第1部〉事件

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ソロモンの偽証〈第1部〉事件

  • 宮部 みゆき【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 新潮社(2012/08発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 741p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103750109
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報


雪をまとって校庭に降り立った悪意。それはさらなる犠牲を求めて校舎を彷徨った。
5年振りの現代ミステリー全三巻、ついに刊行開始!作家生活25周年の集大成!

<第一部 事件>
――舞台はバブル末期の東京下町の中学校――

クリスマスに2年生・柏木卓也が死体で発見されるところから物語は始まる。
柏木卓也の死は自殺か他殺か――。
犯人を目撃した「告発状」の出現。動き出すマスコミ。そして再び生徒が犠牲に・・・・。

<第二部 決意>  9月発売予定
<第三部 法廷>  10月発売予定
に続く。

内容説明

クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落とした―。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人。学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。学校に仕掛けられた史上最強のミステリー。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

856
このミスの2012年度第二位。 宮部みゆきが描く現代 ミステリー。 9年もの長きに渡り、 連載していたものを 再構築したらしい。 事件はクリスマスに 一人の少年の死から 始まるが、一気に 読ませるのはさすがに 宮部みゆきの筆力だろう。 学校におけるいじめと 複雑な人間関係。 14歳が持つ危うげな世界を 描きながら、まわりで 戸惑う大人も同時に きちんと書ききっている。 まだ一部。どう展開させて いくのだろう、楽しみ。2013/08/14

どんちん

787
宮部みゆき、乗り越えなければならない2つの壁!模倣犯とソロモンの偽証!この長編をどう攻略するか。模倣犯を先にクリアし、最後の壁に挑戦wという意気込みで読み始めた。登場人物の背景的な話題で終わってしまった感があるが、事件関係者の背後の巻とすれば、そんなものかな。もっとも、この分厚さになるほど引張ることもないと思うがw 告発状を破ったかどうかなんて、すぐに誰かがポストから抜いたって疑うものなのになぁ。小学生だって、言い訳で誰かが抜いたんだ!っていうと思うがw これがこの第Ⅰ部が長引いた最たる理由かな。2014/06/22

emico

634
3部作の長編の第1部。その為、まだまだ序盤戦といった感じです。ここからどう展開していくのか非常に楽しみです。1冊が700ページ越えですが、先に先に読み進めさせてくれる文章で、飽きずにどんどんと読み進めることが出来ました。そして1冊めが終わった今、続きが非常に気になるところです。2014/06/28

文庫フリーク@灯れ松明の火

629
最も謎の存在は死亡した柏木卓也。兄をして「あんなバカどもに殺されるタマじゃない。卓也が誰かを顔色ひとつ変えず殺したというならわかる」と言わせ、涼子にも「大出なんかに操られるタマではない。彼には「知性」があったと言わしめる卓也。見つからない彼の日記には何が綴られているのか。そして滑らかな顎の輪郭と、すっきり通った鼻筋。女の子のように綺麗な顔立ちをした謎の中学生。卓也の死から始まる負の連鎖から、友の力で辛うじて逃れた野田健一。父母殺害の計画におのれの醜悪な顔を、対岸を、見てしまった健一に、卓也と塾で→続く2012/10/10

めろんラブ 

627
現代社会の澱みに巣食う奴ら。そいつらの悪意に巻き込まれいたぶられるのは、なにがしかの弱者。奴らを断じたところで何も変わらない。澱みにメスを入れない限り・・・。本作は宮部さんお家芸の社会派ミステリー。同ジャンルには『火車』『理由』『摸倣犯』と、言わずもがなの傑作揃い。時代を巧みにすくい取り、事件を絡める手法には抜群の安定感が。登場人物と引き起こされた事件が必然性と説得力を持って怒涛の如く迫り来る。第Ⅰ部はプロローグの感。タイトルに迫るのは第Ⅱ部以降か。希代のストーリーテラーに高まる期待は青天井。2013/04/08

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