新潮文庫<br> 虎の尾を踏む―新・古着屋総兵衛〈第13巻〉

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新潮文庫
虎の尾を踏む―新・古着屋総兵衛〈第13巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101380582
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

鳶沢一族必死の探索によって九条文女拉致事件と異国の覆面兵たちの関係が浮上してきた。総兵衛は大胆にも江戸城潜入を決意する。拉致された九条文女の行方は杳として知れず、焦る総兵衛は意を決し、江戸城への潜入を試みる。また、北郷陰吉らの探索によって、異国の覆面兵と老中牧野忠精の関係が見えてきた。文女救出劇は老中牧野との闘争と変わり、覆面兵との全面対決に発展。ついにはイマサカ号とマードレ・デ・デウス号が駿河湾で激突する。敵船甲板上、女首領が構えた銃口は総兵衛一人に狙いを定めていた。

佐伯 泰英[サエキ ヤスヒデ]

内容説明

拉致された九条文女の行方は杳として知れず、焦る総兵衛は意を決し、江戸城への潜入を試みる。また、北郷陰吉らの探索によって、異国の仮面兵と老中牧野忠精の関係が見えてきた。文女救出劇は老中牧野との闘争へと変わり、仮面兵との全面対決に発展。ついにイマサカ号とマードレ・デ・デウス号が駿河湾で激突する。敵船甲板上、女首領が構えた銃口は総兵衛一人に狙いを定めていた。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビCMの撮影助手を経て、’75年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。’76年『闘牛』を発表。’81年『闘牛士エル・コルドベス 一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。’87年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

120
今回ようやく『死の舞い』一団との闘いに決着がついた。だが、イマサカ号より大きな船を造るというなら、幕府内のきな臭い駆け引きや開国へ向け、時代のうねりとともに総兵衛が、大黒屋がどうなっていくのか・・佐伯作家がどう描くのか楽しみに待ちたい。 総兵衛の弟や妹が心配だったのだが、落ち着いたようで安心した。しかし、桜子との祝言はいつになるのだろうか・・(笑)2016/12/02

とし

108
新・古着屋総兵衛「虎の尾を踏む」13巻。今回も瞬く間に読み了、九条文女の救出、死の舞との決着も終わり二度目の異国交易船団の出発。今後は青山忠裕・牧野忠精動向、総兵衛、桜子の祝言、おりんの母お香過去が古着屋「大黒屋」にどのように関わってくるのか、又新たな問題が起こるのか?次巻が待ち遠しいですね。2017/01/20

優希

43
仮面兵との全面対決。遂にこの日が来たという感じですね。2023/04/18

ドナルド@灯れ松明の火

22
「死の舞い」集団との闘いが陸海で交わされ、かなり読み応えがあったように思う。老中も抑え込んで、こうなってくると幕府にも怖いものなしで、敵は海外にしかいなくなるのでは?次作は交易が中心だろうがそろそろエンディングかな?2017/03/05

19
いろいろと展開するけど、あっさり読了。2018/11/15

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