新潮文庫<br> 残るは食欲

個数:

新潮文庫
残るは食欲

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年06月04日 02時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101184555
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

季節外れのローストチキン。深夜に食すホヤ。とりあえずのビール……。食欲全開今日も幸せ。食欲こそが人生だ。極上の食エッセイ。

幼い頃から食べることが好きだった。母手作りの素朴な家庭料理を、家族で囲んだ温かな食卓――。大人になった今は一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ。季節外れのローストチキン。深夜に食したホヤ。カビの生えたパンだってちょいちょいっと削れば、あら美味しい。少し孤独。けれど食欲全開、今日も幸せ。雑誌「クロワッサン」の連載をまとめた極上の食エッセイ。

内容説明

幼い頃から食べることが好きだった。母手作りの素朴な家庭料理を、家族で囲んだ温かな食卓―。大人になった今は一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ。季節外れのローストチキン。深夜に食したホヤ。カビの生えたパンだってちょいちょいっと削れば、あらおいしい。少し孤独。けれど食欲全開、今日も幸せ。雑誌「クロワッサン」の連載をまとめた極上の食エッセイ。

目次

一丁の至福
未練ケーキ
魅惑のかけご飯
そのまんま茗荷
ギュイーン料理
評価味
一人評
情熱果物
叱られバター
ぞっこん安ワイン〔ほか〕

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こーた

245
かつてブログをやっていたころ、ネタに困ると「食」のことを書いた。行ったお店だとか、食べた料理だとか、そんな話題によく逃げた。ところが実際に書いてみるとわかるのだが、そういう文章というのはだんだんと似通ってくる。読んで退屈なうえに、書いてもつまらない。この世に食事をしないひとはいないが、それをおもしろ可笑しく書きつづけられるというのは、稀だ。本の感想だっておなじようなものである。ネタには困らないが、いつだってウンウン唸りながら感想をひねり出している。残るは読書欲、というふうに軽快に生きたいものである。2019/10/13

mae.dat

233
“一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ”と、そうそうそれそれ。(当たり前に出来る事でも)自己肯定してあげると、脳が喜んでくれるんよね。お勧めです。(ちょっとした閃きで問題を解消して)「流石儂‼︎」「出来る子で良かった〜」等と言ってたら、坊主に「自分で言っちゃうのはちょっと……」と、嗜められますが。だって、誰も誉めてくれないんだもん。話が脱線しましたが、食への細やかな拘り良いですな( ¨̮ )。サバラン、リーチ玉子etc.聞いた事ありませんでした。阿川家かつ丼美味しいのかなぁ? 興味津々。2022/04/18

226
お気に入り様のレビューを読んで読了。何気に初読み作者さんでした。わかりやすく面白く楽しめました。表紙絵のオレンジケーキの話(かなり手間がかかるようです)から、色々な食材を余すところなく料理に活かし、料理好きなのが伝わります。お父さんの食に関するこだわりもイメージ通り。お母さんも料理上手のようです。卵の話のように、仕方なく鍋の火を消してそのまま外出し帰ってきたらいい感じだったという一期一会の偶然の産物の料理って本当にあると思います。そして二度と同じ味を再現出来ないことも料理の楽しさかもしれません。2019/05/06

れみ

214
阿川佐和子さんによる食に関するエッセイ集。とにかくお腹が鳴りそうになる^^;ささっと作れるものから手の込んだものまで幅広くて、あり合わせの食材や道具を使って色々作ってしまういい加減具合も絶妙な感じ。コミカルだけどどこか品のある語り口にテレビで拝見する阿川佐和子さんらしい部分が感じられるところも良かった。2015/08/28

masa@レビューお休み中

210
残るは食欲…。阿川さんって、知的で上品な方と思っていたので、どんな食欲が潜んでいるのか気になってしまったんですよね。なによりも、表紙のこのケーキが食欲、いや読書欲を喚起させるではないですか。表紙のイラストを描いているのは、荒井良二さんなんですよ。さて、本の中身ですが、さまざまな食欲と料理が登場します。手作り豆腐、オレンジケーキ、ハヤシライス、ローストビーフなどなど。阿川さんが手作りした料理から、人からのいただきもの、さては思い出の味まで、読者の食欲をむむむむーっと唸らせるエッセイがてんこ盛りの一冊です。2015/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6485517
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品