小学館新書<br> 国境のない生き方―私をつくった本と旅

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小学館新書
国境のない生き方―私をつくった本と旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098252152
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ヤマザキマリの名言満載、体験的人生論!

14歳で1か月間、欧州を一人旅。17歳でイタリアに留学し、どん底のビンボー生活も経験。様々な艱難辛苦を経験しながらも、明るく強く生きてこられたのは、本と旅、人との出会いのおかげでした!
この新書に登場する本は、三島由紀夫に安部公房、『百年の孤独』のマルケスに、『蜘蛛女のキス』のブイグ、漫画界からは手塚治虫に藤子・F・不二雄、つげ義春に高野文子など。
旅は、欧州一人旅に始まって、キューバ、ブラジル、ヴェトナム、沖縄、地獄谷のサルの温泉などが登場。
膨大な読書経験と、旅の記憶、強烈な半生に支えられたヤマザキマリの人生論は強くて熱い! 本書に登場する、ヤマザキマリの名言をさわりだけ紹介します(一部、要約しています)。

「ガンガン傷ついて、落ち込んで、転んでは立ち上がっていると、かさぶたは厚くなる。その分、たくましくなる」
「他人の目に映る自分は、自分ではない」


面白くて、勇気が湧き出る体験的人生論です!


【編集担当からのおすすめ情報】
発売前の本書の原稿を読んだ人から、すごい反響が寄せられています。曰く、「『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリさんって、こんなに教養人だったの?」
「ヤマザキマリさんの半生自体が、漫画みたい!」などなど。「漫画になりそうな劇的な半生」と、「驚くほどの教養人」「心を揺さぶるような言葉の持ち主」といったイメージは、どれも私の想像をはるかに超えていました。ぜひ、本書でご確認ください。

内容説明

14歳で欧州一人旅、17歳でイタリア留学。住んだところは、イタリア、シリア、ポルトガル、アメリカ。旅した国は数知れず。ビンボーも挫折も経験し、山も谷も乗り越えて、地球のあちこちで生きてきた漫画家をつくったのは、たくさんの本と、旅と、出会いだった!古今東西の名著から知られざる傑作小説に漫画まで、著者が人生を共に歩んできた本を縦糸に、半生を横糸に綴る地球サイズの生き方指南!

目次

第1章 野性の子(本の虫;「旅する主人公」になりたかった ほか)
第2章 ヴィオラ奏者の娘(審美眼を持つことの大切さは『暮らしの手帖』で教わった;他人の目に映る自分は ほか)
第3章 欧州ひとり旅(「自由に生きる」ってどういうこと?;十四歳のヨーロッパひとり旅 ほか)
第4章 留学(『フランダースの犬』暮らし;「ガレリア・ウブバ」の人びと ほか)
第5章 出会い(パゾリーニの洗礼;教養に経験を積ませる ほか)
第6章 SF愛(SFの国;超常現象に胸をときめかせた七〇年代 ほか)
第7章 出産(母になったのは;人生最悪の時だった ほか)
第8章 帰国後(一〇足のわらじ;移動して生きることえをデフォルトに ほか)
第9章 シリアにて(『千夜一夜物語』;シリアで暮らしてわかったこと ほか)
第10章 一九六〇年代(青春の作家・三島由紀夫;音楽喫茶「ウィーン」と雑誌『ビックリハウス』 ほか)
第11章 つながり(『思い出のマーニー』と母;ここではないどこかとつながる ほか)
第12章 現住所・地球(気持ち悪い果実;ネコ、サル、けもの ほか)

著者等紹介

ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
1967年、東京都生まれ、北海道育ち。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの美術学校で油絵と美術史などを学ぶ。97年、漫画家としてデビュー。その後、イタリア人の比較文学研究者との結婚を機に、シリア、ポルトガル、アメリカで暮らし、現在はイタリアに在住。2010年、古代ローマが舞台の漫画『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

273
「テルマエ・ロマエ」は知っていますが、ヤマザキマリの著作は初めてです。同世代で同時代性は感じますが、彼女の凄まじい行動力には脱帽です。面白エピソード満載(お嬢様学校でパンク少女のスキンヘッド、14歳の欧羅巴一人旅、イタリアの極貧生活等)で楽しめます。小さな世界でくよくよ悩んでいる若者、世界に羽ばたこうとしているボーダレスな女性に是非読んでもらいたいと思います。2015/06/13

Nobu A

155
ヤマザキマリ著書3冊目。幼少時から影響を受けた本と一緒に綴る半生記。奇しくも彼女とは同い年。私とはこれ程まで違うのかと驚嘆と溜息の連続。日本各地を転々とし米国10年と中南米1年の滞在歴があるが、彼女の行動範囲は規模が違う。当然考え方も。生後直ぐに父を亡くし、演奏者の母に育てられたヤマザキマリ。自由奔放な母の愛情と本の栄養で育ち、海外で大変な目に遭い苦労もされ、肝が据わったような波乱万丈の人生。何よりも常にユーモアを忘れず、本質を見抜く力に感銘。読書と行動力で培った粋な筆致。一度生の講演も聴いてみたい。2022/01/30

けんとまん1007

134
タイトルには国境の2文字があるが、キーワードは「境」ではないかと思う。国境は、より分かりやすいという理解をした。それ以外にも、境は至る所にある。県、市町村、地域、所属する組織などなど。それにも当てはめて考えてみるとよい。そこにいて、何をして、何を受け取るのか。それの解釈の仕方だろう。そんな経験を活かすには、自分の頭で考えて、自分で判断することしかないし、その繰り返し。2021/03/23

tama

129
図書館本 3冊目 ファンだから 小学館新書のためかマンガ及び挿絵一切なし。最初から壁がないと、越える概念が生まれない&単に井の中の蛙かも。特殊なものをどこまで寛容になれるかがコミュニティの成熟度になる。マルコ爺さんのような爺さんになりたかったなぁ。未知との遭遇、ET以外のアメリカ映画は「エイリアン=戦闘対象」。面と向かってしゃべるのは人間が持って生まれた機能でそれができなくなるのは退化。この方のお母さんがもっともっと凄い人で、どうも考える順序が飛ぶみたい。そういう人の子だから凄いというのは正しいのだ!2016/08/26

AKIKO-WILL

119
ヤマザキマリさんのエッセイは読んだことありますが、この本では幼少時代から現在までの事が書かれていて、その中では著者のお母様の存在が素晴らしいです。早くに父親が亡くなった事でシングルマザーとして2人の娘を育てたお母様の教育がマリさんを国境のない、グローバルな考えを教えたのでは?14才の時に1人でヨーロッパ旅行に行かせたのも凄い…そのスケール大きさが娘にもそして孫にもちゃんと受け継げられていますね。マリさんの祖父もかなり魅力的な方らしいし、気になる。イタリアフィレンツェでの「ガレリアウプパ」のサロンは素敵です2016/04/07

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