内容説明
介護の現場は“大変で苦しい”…、というのが一般的な認識だが、誰もが「されるほう」にも「するほう」にもなりうるのが“介護”だとしたら、楽しいほうがいいに決まっている!本書に登場するのは、筋ジストロフィーの青年「かいや」と、彼を支えるヘルパーのひとり「あゆさん」。ふたりのほのぼのとした日常のやりとりや、それぞれの取り組み方から、介護のひとつの在り方が見えてくる。ブログ発の、ユルくておかしくて、それでいて色々と考えさせられる、介護の現場リポート。
目次
第1章 身体の介助(2人の出会いの採用面接;シフト変更;おねえキャラ☆ ほか)
第2章 外出の介助(小さな嘘;念力で動くジョイスティック車;電動車いすで電車に乗る ほか)
第3章 家事の支援(介護初日の漫談;落下;重い要求 ほか)
著者等紹介
貝谷嘉洋[カイヤヨシヒロ]
1970年岐阜県生まれ。10歳のときに筋ジストロフィーと診断され、14歳で自力歩行不能となる。93年関西学院大学卒業後アメリカに単身渡る。99年カリフォルニア大学バークレイ校ゴールドマン政策大学院修了。2000年にジョイスティック車によるアメリカ一周を敢行したのちに帰国し、同車で初の新規運転免許取得。01年NPO法人日本バリアフリー協会を設立。05年上智大学博士後期課程修了。障がい者の音楽コンテスト「ゴールドコンサート」を主催しながら、執筆活動、講演などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
むーむーさん
茶幸才斎
にこにこ
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