小学館文庫<br> ワッハワッハハイのぼうけん―谷川俊太郎童話集

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小学館文庫
ワッハワッハハイのぼうけん―谷川俊太郎童話集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094064308
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

谷川童話の傑作を集めた文庫オリジナル版

まず、少年と少女を主人公にした「けんはへっちゃら」四部作ーーこのシリーズは全て「子どもの目の高さ」で描かれた古典的名作。四作それぞれが絵本仕立ての四巻本として刊行されたもの。それぞれのタイトルは「けんはへっちゃら」「しのはきょろきょろ」「とおるがとおる」「せかいはひろし」。中でも現代の〈わらしべ長女〉物の傑作「けん…」は、少年のポケットに入っていた〈ひも〉が〈ふうせん〉になり、〈キャラメル〉→〈子犬〉→〈自転車〉→〈鉄腕アトム〉→そして最後は〈ジャムパン〉になるという、少年の一日を描いた楽しい冒険物語。
「ワッハ ワッハハイのぼうけん」は、この著者にしか書けないようなナンセンス童話の金字塔。和田誠の素晴らしいカラーとモノクロの絵を三十数点収録。
最後の「ここから どこかへ」は、おばけと少年の物語。登場するおばけは、〈部屋住みおばけ〉〈電波おばけ〉〈おならおばけ〉〈好きですおばけ〉〈文字おばけ〉〈からっぽおばけ〉といった不思議な面々。
谷川俊太郎の都会的なユーモアとナンセンスが飛び跳ねる初の文庫版傑作童話集。

谷川 俊太郎[タニカワ シュンタロウ]
著・文・その他

和田 誠[ワダ マコト]
イラスト

内容説明

谷川童話は未だ一度も文庫化されたことがなかった。この小さな本は、子どもから大人までが楽しめる傑作ぞろい。六〇年代から七〇年代に書かれた「けんはへっちゃら」四部作は、“子どもの目の高さ”で描かれた名作中の名作。そして、表題作「ワッハワッハハイのぼうけん」は、この著者にしか書けないような“ナンセンス童話”の金字塔。しかも和田誠によるカラーの絵も収録した豪華版。最後の「ここからどこかへ」は、少年と愉快な“おばけたち”の物語だ。谷川俊太郎の都市的なユーモアとナンセンスが飛び跳ねる、初の文庫版傑作童話集。全篇に和田誠の絵を多数収録。

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年生まれ。日本を代表する詩人。詩集のほか、絵本・童話など子どもから楽しめる作品も多数

和田誠[ワダマコト]
1936年生まれ。イラストレーションや装丁などの仕事多数。エッセイ・小説・童話・絵本など、多彩な作品も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

88
谷川さんの童話は多分初読み。悪ノリにならないギリギリのふざけ具合がとても面白い。時代は変わっても子ども達が絶対よろこびそうな言葉遊びやへりくつ、おならネタなどなどに笑ってしまう。童心をそのまま持ち続けている人だなあとあらためて感じた。特に好奇心のかたまりみたいな『とおるがとおる』が好き。ちっとも古さを感じさせない和田誠さんの絵も良かった。2018/03/14

aquamarine

67
私自身が子供のころとっても好きだった「ワッハワッハハイのぼうけん」。数十年の年月を経て文庫で読むことができました。暗記するほど読んだ抜群の言葉のリズム。まさしくナンセンス童話の金字塔ですね。「けんはへっちゃら」4部作もユーモアたっぷりに子供たちの世界を描いています。「ここからどこかへ」はおばけと少年のふれあいの話ですが、連載誌の事情で完成まで50年かかったそうで、その50年を逆手にとって現代ならではのおばけも登場してとても楽しかったです。当時の和田誠さんのイラストがそのまま収録されているのも嬉しいです。2017/10/14

Vakira

50
和田誠さんは高校の大先輩でMy地元の方。昨年の10月~年末にかけて東京オペラシティーで和田誠展があったので行ってきた。イラストTシャツまで購入しちゃう。んで、最近は和田誠さんの本が目に入る様になる。これもそれ。谷川俊太郎さんは初読み。和田誠さんがイラスト画いてなければ手に取らなかった。2017年発行の本ですが、掲載童話はなんと60年も前の物。最近はこんな懐本に出会う機会が多い。無意識自分(ペルソナ)のチョイスなのかなぁ~。さて谷川さん、いいじゃん。少年時代にタイムスリップ。少年時代は誰だって妄想の大天才。2022/01/19

へくとぱすかる

43
谷川童話の文庫化は、何と、これが最初らしい! 最初期の「けんはへっちゃら」は、改めて名作だと思う。あちこちに散りばめられた、子どもの生活をリアルに表すディテール、そして思い出したように挿入される、関係のないおなら! 低学年が読めば、大人になっても忘れられない本だろう(もとは絵本)。さらにナンセンスな話を発展させたタイトル作も抜群。ラストの「ここから どこかへ」は、おばけをテーマにした、やや悲しい目の作品。なんと50年後の完成! 頭が下がります。2017/08/21

はなん

16
本屋さんでばったり出会って即買い。谷川先生の童話は全く知らなかったのでどの作品も新鮮に読めた。表題作と「けんは へっちゃら」の2作品はどこか先生の詩集、加えて合唱曲に通じるものを感じて、その物語そのものと同時にひとつひとつの言葉の響きまでを楽しんだ。そして「ここから どこかへ」はおばけたちと少年の出会いから少しさみしいラストまでをお話として心にとどめる。和田誠先生の挿し絵と相まって大好きな一冊になった。「二十億光年の孤独」とか「さる」とか某コンクール合唱曲なんかも掘り出して聴いたりしつつ(笑)2017/10/02

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