池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾―分断か融合か

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池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾―分断か融合か

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093885041
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0095

出版社内容情報

池上彰が中国・香港・台湾の最新情勢を解説

池上彰が独自の視点で、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの3冊め。中国・香港・台湾を6つのテーマから読み解きます。
1.「分断の歴史」?なぜ「3つの中国」に分かれてしまったのか? 親日の台湾、反日の中国、正反対のわけは?
2.「共産党による独裁」?なぜ中国では、政治も経済も教育も共産党が支配するのか? 一党独裁の○と×
3.「中進国の罠」?なぜ中国が経済失速から抜け出すのが困難なのか?
中国と一体化する台湾経済の運命は?
4.「破壊された文化」?なぜ、いつ、中国人の道徳観は破壊されたのか?
中国の失われた世代とは?
5.「ひまわり&雨傘」?なぜ学生運動が台湾では成功し、香港では失敗したのか?
6.「外交戦略」?なぜ中国は南シナ海を埋め立てるのか、本当の理由は台湾にある?
中国・香港・台湾の分断の歴史から現在に至るまでの基礎知識と、最新情勢が1冊でわかる初めての本です。都立桜修館中等教育学校3年生への特別授業をもとに構成しています。




【編集担当からのおすすめ情報】
中国の解説本はたくさんありますが、中国・香港・台湾を包括的に、わかりやすく解説した本は見当たりません。平易で読みやすく、目からウロコの池上さんならではの一冊です。




第1章「分断の歴史」から見る中国、香港、台湾
近くて遠い国/省、市、自治区はどう違うのか/台湾は、日本が初めて得た植民地だった/第二次世界大戦が台湾の運命を変えた/台湾の人たちは国民党軍のふるまいに驚いた/ふたつの中国。本当の中国はどちらだ/アヘン戦争に敗れ、香港はイギリスの植民地になった/返還のキーワードは「一国二制度」 など

第2章「共産党による独裁」から見る中国
憲法の上に、共産党が存在する/13億人の舵を取るリーダーはどう選ばれるのか/政治も経済も教育も、すべて共産党が支配する/反日感情を植えつけた「愛国教育」/一党独裁の○と× など

第3章「中進国の罠」から見る中国
中国は「中進国の罠」に陥った/中国は「中進国の罠」から抜け出せるのか/共産主義と社会主義の違いは何か/イギリスを追い越せ「大躍進政策」/失敗したのに、大成功と宣伝した/「改革開放政策」で中国は復活/中国と一体化する台湾経済/中国返還でマカオのカジノが変わった など

第4章「破壊された文化」から見る中国
メイド・イン・ジャパンは粗悪品の代名詞だった/東京オリンピックでマナーが向上/「文化大革命」で中国人の道徳観が破壊された/紅衛兵たちが歴史的遺産を破壊した/中国の「失われた世代」とは/「ひとりっ子政策」が残したもの/とてつもない少子高齢化に怯える中国 など

第5章「ひまわり&雨傘」から見る中国、台湾、香港
サイバーポリスがネットを監視する/情報を規制すると、国民の気持ちがわからなくなる/ひまわり運動が雨傘運動のきっかけだった/香港で脅かされる言論の自由/中国にはアルジャジーラがなかった など

第6章「外交戦略」から見る、中国、台湾
中国にも大航海時代があった/明時代の栄光よ、再び/中国が南シナ海を埋め立てる本当の理由/台湾は独立するのか?/民族問題が中国の火種に/国の豊かさが、戦争を抑止する

・中国、台湾の地域別人口密度、・中国、台湾の少数民族分布、・中国、香港、台湾略年表

池上 彰[イケガミ アキラ]
著・文・その他

内容説明

「反日」「反中」を鵜のみにしない、偏見を捨てよ、客観的な国際感覚を磨け!渾身の授業録!!

目次

第1章 「分断の歴史」から見る中国、台湾、香港
第2章 「共産党による独裁」から見る中国
第3章 「中進国の罠」から見る中国
第4章 「破壊された文化」から見る中国
第5章 「ひまわり&雨傘」から見る中国、台湾、香港
第6章 「外交戦略」から見る中国、台湾

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道局社会部記者などを経て、94年4月から11年間にわたり、『週刊こどもニュース』のお父さん役を務め、わかりやすく丁寧な解説で人気を集める。2005年にNHKを退職し、フリージャーナリストに。12年より東京工業大学リベラルアーツセンター教授。16年より名城大学教授、東京工業大学特命教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

56
中国人が大勢日本にやってきた。国際マナーが身についていないせいで、顰蹙を買うことも多かった。多くの中国人は、日本人の親切さや清潔さ、サービスのよさなどに驚いて帰国する。 日本はひどい国だ、軍国主義の国だと教えられていたけれど、日本を旅行してみたら、日本の人たちはとても優しくていい国だった。そうSNSに書き込んでいる。日本にはどこにも兵隊の姿はない。中国のほうがよっぽど軍服を着た人が多い。政府が言っていることは、違うのではないか。毎年、何十万人もの中国の人たちが、日本に対する認識を改めて帰国しているのだ。 2020/06/13

ミライ

37
中田敦彦さんのYouTube大学で参考図書として紹介されていた、池上彰さんの「世界の国と地域を学ぶ入門シリーズ」中国・香港・台湾編。現在、世界2位の経済大国となった中国の現状を中心に、香港・台湾との複雑な関係が歴史的背景を交えて語られる。毛沢東による中華人民共和国の建国から鄧小平~習近平の時代まで駆け足でわかりやすく解説されており、近年台湾と香港で起こったひまわり&雨傘運動の成功・失敗についても深掘りされているので、この一冊で近代中国・香港・台湾の最新情勢はバッチリ理解できる。2019/10/23

Twakiz

31
しらないことだらけ・・・でお恥ずかしい.どうやって中国・香港・台湾という国が歩んできたか,よくわかる.マナーが悪くみえる中国人のルーツはどんなところにあるのか.反日感情は中国共産党が自己防衛のために作り出しているものか.ひまわり運動と雨傘運動.中国のネットポリス.こんな授業を学生のころに受けていたら理系にすすまなかったかも(医療系が理系かどうかは疑問もあるが)続刊も期待したい.2017/03/03

ごへいもち

29
やっぱりとても良くわかる。俯瞰力。2019/08/23

hk

23
76年・毛沢東死去⇒78年・改革開放路線へ大転換⇒79年・一人っ子政策開始⇒89年6月4日・天安門事件を契機に反日教育に変節 この流れの中で思料する所があった。毛沢東の「人口こそ国力」という信念にもとづき人口爆発が起こり、その反動で一人っ子政策という対極へ向かう。そして89年という反日教育開始の頃合い。これらを勘案すれば一人っ子世代は概ね反日教育をうけていることとなる。さらに目下彼らは40の声を聞いて重職につき始めた。反日思想を刷り込まれた世代が政治的影響力をます中で日中関係は険しさをますのではないか。2019/07/19

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