出版社内容情報
小児病院のこどもたちを癒すセラピードッグ
一匹の犬が、静かな病院の廊下を歩いていく。犬の名はベイリー。ベイリーを見つけたパジャマ姿のこどもたちが、次から次へと顔を見せる。寝たままの男の子は、ベイリー見たさに上半身を起こした。医師と看護師が目を丸くする。何カ月も笑わなくなっていた子が、ベイリーに会ったとたん笑った~本文より
セラピードッグを常駐させるという、日本初の試みを取り入れた静岡県立こども病院。ゴールデン・レトリーバーのベイリーはセラピードッグとして、入院中のこどもたちの検査や手術に同行し、時には一緒にベッドで寝ることもある。「ベイリーがいたから、がんばれたよ」「ベイリー、ありがとう。忘れないよ」……。つらい入院生活を一変させたベイリーの活躍とこどもたちとの交流を、文章と写真で綴る、感動のドキュメント。ベイリーに、こどもたちの笑顔に、心が温かくなる一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
東海地方の小児医療の中心的役割を果たしている、静岡県立こども病院に入院するこどもたちに密着取材しました。PICU(小児治療室)、手術室などにセラピー犬が出入りする光景は驚くものがありますが、同時にその犬と過ごすこどもたちの笑顔に心が温かくなります。つらい治療中にもかかわらず、こどもたちとそのご家族が取材に応じてくれたのは、ベイリーが大好きで、ベイリーに救われていることを知っているからこそ。ベイリーが小児病院に常駐することでもたらされるものは、とても大きいのです。
犬のいる病院 /
セラピードッグ・ベイリー、誕生! /
初めての試み /
理想と現実 /
マコさんとの出会い /
ユヅキくんとの絆 /
ハンドラーの思い&オフの日のベイリー /
こどもたちと、ともに /
ベイリーのもたらすもの 血液腫瘍科の病棟から /
そして、いまも、これからも /
あとがき /
シャイン・オン!セラピードッグプログラムについて
内容説明
注射、検査、手術…入院中のこどもたちは我慢ばかり。そんなこどもたちの毎日を一変させたセラピードッグのいる小児病院に密着。ベイリーとふれあうこどもたちの笑顔に、心が温かくなる一冊。
目次
犬のいる病院
セラピードッグ・ベイリー、誕生!
初めての試み
理想と現実
マコさんとの出会い
ユヅキくんとの絆
ハンドラーの思い&オフの日のベイリー
こどもたちと、ともに
ベイリーのもたらすもの―血液腫瘍科の病棟から
そして、いまも、これからも
著者等紹介
岩貞るみこ[イワサダルミコ]
モータージャーナリスト、ノンフィクション作家。1962年、横浜市出身
澤井秀夫[サワイヒデオ]
写真家。1955年、横浜市出身。料理写真を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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