出版社内容情報
TVドラマ化の話題作、小学館漫画賞受賞!
TBS系列にて2016年に放映されたTV連続ドラマもご好評をいただいた話題作、第62回小学館漫画賞・一般向け部門を受賞!!
今巻では、最新の3D印刷を駆使する職人、誰もが一度は作ったであろう「紙の付録」の設計士など、新しい職人も登場します。
心は名職人たちとの仕事で何を学ぶのか…?
【編集担当からのおすすめ情報】
誰かを幸福にする仕事ってなんだろう?
家族のあたたかい時間を作る仕事ってなんだろう?
最新刊第9集ではそんなことを考えさせられました。
松田 奈緒子[マツダ ナオコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
170
出版業界に関わる幅広い範囲を押さえた作品。9巻になり中田伯やアユちゃんの成長も見られる。中田伯も人として壁にぶつかりながら、少しずつ成長。アユちゃんも大人の何気ない一言に傷つきながら、成長出来て良かったと思う。高畑一寸の職場は活気がありますね。漫画家さん、それぞれの個性が出るんだなと思った。9巻で初めて知ったのは、紙付録の出来るまで。子供の時に作った覚えがあります。「付録設計士」という職業を知る。五百旗頭の離婚ネタに笑ってしまう。この作品の今後の方向性が気になるところ。なので、次巻も楽しみに待ちます。2017/04/15
hiro
123
中田伯の『ピーヴ遷移』は単行本化されたが、中田伯のアシスタントが定着しない。そこで黒沢が紹介した意外なアシスタントとは。そしてそのアシスタントが定着し、中田もさらに変わっていくのか、この後が楽しみだ。『ツノひめさま』の高畑一寸は本当のプロだったんだ(笑) それ以外、3Dプリンターの話、後田アユの話、映画化される八丹カズオの『タンポポ鉄道』のパンフレットにつける紙付録の話など、多彩な内容の九巻だった。2017/04/29
oldman獺祭魚翁
84
結局全巻読んでしまった。お仕事漫画ですが、主人公のパワフルなキャラのおかげで読んでいて元気になれるコミック。 他にも漫画の製版やら校正・校閲 出版する側の戦略などちゃんと学べるところは良い。 久しぶりに嵌ったコミックです(^-^)2017/04/28
あん
62
中田画伯初の単行本がついに発売へ。アシスタントが長続きしなかったり、なかなか見つからなかったり、小熊ちゃんの担当する別の作家さんに嫉妬したり、だんだんと中田画伯が人間臭くなってきた巻でした。それにしても、編集さんの仕事の幅の多さには頭が下がります。私達が読むまでの工程の多さと苦労がわかり、本を大切にしたくなる、大好きなマンガです。2017/07/04
きむこ
56
中田君が人の痛みを感じるようになって来た。今は苦しいけれどもそれはきっとこれからの成長の過程。頑張れ中田!心ちゃんがついてるから大丈夫。この巻の名言→「あのね、面白い漫画は読みやすいんだよ」うん、この一言に尽きる!★42017/04/19