出版社内容情報
御木本…………………死す。
舞台は北京、マカオ、そして台北へ――
逃げる御木本。追い詰める黒崎。
黒崎を追って台北へ到着した神志名。
衝撃のラストを見逃すな…超必読最新刊。
黒丸[クロマル]
著・文・その他
夏原 武[ナツハラ タケシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山茶
14
黒崎がどんどん壊れていく。御木本を追い詰めたところでなんになる。。所詮親父の手のひらで踊っている。救えるのは神志名か?つららちゃんか?今後が楽しみ2010/07/02
十六夜(いざよい)
7
「ECO詐欺」収録。ついに父親を死に追いやった詐欺師の一人である御木本を追い詰めた黒崎。御木本を孤立させ逃げられないようにしたまでは良かったが、それからはなんとも後味の悪い結末だった。御木本は自ら死を選ぶ。神氏名が言っていた"人殺し"まで堕ちてしまった黒崎。前作に比べてシリアスな内容が多い。2018/03/14
甘木
5
しょっぱなの親爺や御木本の最期の台詞が腹にずっしりと重く響く。検察官や警察を否定して、自らのやり方を貫いたわけだけど、果たしてクロはそれで満たされるのだろうか。クロと親爺の擬似的な親子関係も読んでて面白いけど、今後は神志名やつららちゃんとの関係もますます気になる。ひそかに白石とクロでもう一勝負見れたらとも思うけど、この二人の関係も変わっちゃうのかなぁ。2010/06/30
yk
4
お、つ、ついに御木本やったぞ!まじか!それにしても御木本も最後の最後はこれか・・・。黒崎はどこへ向かうのだろうか・・・。2018/03/07
陸抗
4
黒崎が御木本の言葉で、今後どう動くのか気になるところ。救いの無い展開にだけはなって欲しくないなぁ。2010/07/02