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内容説明
海街に暮らす人々の絆を切なく優しく描く、吉田秋生の話題作「海街diary」シリーズ。主人公のキュートな女の子・すずが、物語の舞台「鎌倉」の魅力を、楽しく美味しくご紹介。
目次
1章 すずの暮らす街(極楽寺~長谷;稲村ヶ崎~海岸;二階堂周辺 ほか)
2章 すずの鎌倉さんぽ道(小町通り・若宮大路周辺;北鎌倉;江の島 ほか)
3章 海街をさらに楽しむ(海街古民家探訪;店長おすすめのハイキング;関西人から見た鎌倉 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや@灯れ松明の火
63
紫陽花に埋もれた小路の先から見える海に波が模様をつけていく。木の匂いにつつまれた駅舎、軒下をすり抜けるような電車、広げた腕の中におさまりそうにこぢんまりとした、四姉妹が暮らす街。重なる緑の濃淡に鮮やかな朱の差し色、栄枯盛衰の面影を残した寺社とありふれた日常の光景がとけあう。学校へ、仕事へ、電車に揺られて朝がはじまる。遊んで、喧嘩して、仲直りして、恋をして、昨日と違う今日が色づく。入り組んだ路地を歩こう。潮の香りと音に誘われよう。季節を告げる花を探そう、地元銘菓を一緒に食べよう。歩こう、海のあるこの街を。 2013/04/09
美登利
62
コミックの中身を載せて有ります、絵と字が小さくておばちゃんの目では読みにくかった!実は旦那と初デートした高校生の冬、北鎌倉から由比ヶ浜まで歩いたなぁ。読んでいてしみじみ思い出しました。それから何度か鎌倉は訪れていてますが結構変わったところも有りますね!この本は春から夏の紹介なので、この時期が一番鎌倉が賑わう季節だと思います。だけど紫陽花の無い季節も落ち着いた雰囲気の古都なので、素敵ですよね。今流行りの古民家、我が家の古い家の方も似たような感じですが、サッシつけてあるからか外見はかなり違うなぁ、残念。(笑)2015/07/05
masa@レビューお休み中
61
ただの鎌倉観光ガイドブックになっていないところがいいですね。この本は、吉田秋生の連載コミック『海街diary』に登場する場所が紹介されています。海街diaryは、鎌倉に住む四姉妹の物語。それこそ、地域密着で生活する姉妹なので、学校・職場・買い物・食事・遊び…何をするにも、み~んな住んでいる鎌倉なのです。マンガでは実在する場所も当たり前のように出てきます。鎌倉は何度も訪れているのですが、ここに載っている場所は行ったことないところばかりです。すずをはじめとした、四姉妹が行く場所に足を運ぶのも楽しそうですよね。2013/01/04
ぶんこ
58
毎週末に江ノ島に行っていたのは数十年前。若かりし頃はよく行っていたのに、ここに紹介されているのは知らない所ばかりとはトホホでした。また白い紙ではなく色付き紙に印字されているのが多くて、老眼鏡には読めない。これもトホホ。是枝監督の作品に興味を持って色々図書館予約したなかで、最初に手元に届いたので本?コミック?を読んでいません。コミックだとしたら、小さな字に苦労するかもしれませんね。2018/07/18
yamaneko*
57
四姉妹が住む古民家のモデルになりそうな家など、細かい描写がよかった。うみまちダイアリーだけでなく、ラヴァーズ・キスも読みたくなりました。2015/04/13