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白ゆき姫殺人事件

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087714593
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

疑惑の女性の周囲をとりまく、「噂話」の嵐
「あの事件の犯人、隣の課の城野さんらしいよ…」美女OLが惨殺された不可解な事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。噂が噂を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも──。

内容説明

美人会社員が惨殺された不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。同僚、同級生、家族、故郷の人々。彼女の関係者たちがそれぞれ証言した驚くべき内容とは。「噂」が恐怖を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも―ネット炎上、週刊誌報道が過熱、口コミで走る衝撃、ヒットメーカーによる、傑作ミステリ長編。

著者等紹介

湊かなえ[ミナトカナエ]
1973年広島県生まれ。2007年に「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビュー。この作品が2009年の本屋大賞に輝き、映画化を経て、累計三〇〇万部の大ヒットに。二〇一二年、「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

544
いつもどおりの面白さだが、巻末資料でクスッとくる。2013/08/20

かおり

476
なんか…分かりづらかった。。もっとドロっとしたとこをえぐって欲しかったなぁ~。SNS調が軽く見えちゃったのかも。映画は期待!2014/03/12

takaC

444
さて、主人公は誰か?(主人公:①小説・劇・事件などの中心人物。[大辞林 第三版])2013/04/08

ゆこ

428
人間のいやらしさ、女の醜い部分を描くのはやはり上手い。犯人は予想通り。というか、犯人はあからさまに分かるように書いたのでは??と感じた。誰が犯人??より、ネットやマスコミが容疑者を仕立て上げていく様、そしてそれがどれ程安易に行われているのか、という問題提起作品だったように思う。自分の憶測を簡単に周りに発信し、どんどんねじ曲がる真実。その最中にいる人達に悪意など全くない。だからこそ余計に恐ろしい。情報社会の怖さ、惨さを感じた。情報は慎重に扱ってもらいたい。私たちは何を信じるか責任を持って吟味しなくては。2014/03/10

hiro

428
今回は、週刊誌、ネットのコミュニティサイトを『関連資料』としてつけるという新しい試みによって、本文とあわせて、悪意が増殖されていく過程がよく分かり、大変面白かった。そして、学生時代の友人、会社の同僚、実家のご近所、元恋人、そして両親までもが、‘当事者’を犯人にしていくのが怖かった。また、タイムリーな話題のマスコミの誤報、悪意のある報道についても考えさせられた。一度記事になってしまうと、間違っていても勝手に増殖を始め、食い止めることができなくなってしまうのが怖い。次は来週発売の『母性』を図書館で予約しよう。2012/10/26

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