出版社内容情報
著者は近代主義建築に限界を見出だす一方、地方にこそ人と人をつなぎ、自然と調和した建築の可能性があると考える。本書では自身の地方での建築プロジェクトを通し、新たな建築のあり方を提案する。
伊東 豊雄[イトウトヨオ]
内容説明
新国立競技場問題にも警鐘を鳴らし続けた、日本を代表する建築家の緊急提言。これからの建築のヒントは地方にあった!
目次
第1章 都市を向いた建築の時代は終わった
第2章 近代主義思想を超えた建築は可能か
第3章 地方から発信する脱近代建築―岐阜「みんなの森 ぎふメディアコスモス」
第4章 建築の始原に立ち返る建築―愛媛「大三島を日本でいちばん住みたい島にする」プロジェクト
第5章 市民が考える市民のための建築―長野「信濃毎日新聞社松本本社」
第6章 歴史文化に根ざした建築―茨城「水戸市新たな市民会館(仮称)コンペティション」
第7章 みんなの建築
著者等紹介
伊東豊雄[イトウトヨオ]
1941年生まれ。建築家。東京大学工学部建築学科卒業。菊竹清訓建築設計事務所勤務後、伊東豊雄建築設計事務所設立。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、プリツカー賞など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件