出版社内容情報
大人気ノベライズ第3弾は羽衣狐が登場!
少女は出会ってしまった、漆黒に彩られた美しい人に。その人の名は“狐様"。少女の運命は? 他にも、総大将が鯉伴と箱車で闊歩する子連れ妖編や、首無しと毛倡妓の秘話など、3編を収録!
内容説明
京都の怪。“私”が出会ったのは漆黒のセーラー服の少女“狐様”。戯れる少女たちに惨劇の刻が迫る…。他、総大将・子連れ妖編、壮絶なる悲恋を描く首無・毛倡妓編の三編を収録。覗くは今夜、夢か現か幻か―。
著者等紹介
椎橋寛［シイバシヒロシ］
１９８０年６月６日生まれ。大阪府出身。２００８年週刊少年ジャンプ第１５号より『ぬらりひょんの孫』を連載開始、好評を博す
大崎知仁［オオサキトモヒト］
１９７６年生まれ。広島県出身。第９回ジャンプ小説大賞入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はつばあば
34
これはわかりやすかった(^^♪。登場人物？登場妖、たちのなりそめが吉原綾取草紙で、映像のように脳内変換される。やっぱりコミックを読んでみないとあかんかも。2016/05/15
もも
6
ノベライズ第3弾。まず、羽衣狐の話。羽衣狐の別な面も見られるのか？と思っていたが、イメージ通りのダークな話でした。でも、それがやっぱり似合ってるんだよなぁ。迷いがなくてかっこいいです。次は総大将と珱姫のエピソード。組全体で鯉判を育てている感じがいいよねぇ。雪麗と源坊のお別れシーンはうるうるきました。最後は首無と毛倡妓の話。これは知りたかったエピソードでした。頭の中で映像が浮かび、吉原の華やかさと夜の暗い道の対比がメリハリもあっていい話でした。巻頭の子連れぬらりひょんもGOOD。2015/03/07
チェシャ猫
3
狐様の話が一番印象に残った･･･。やっぱり独特な感じが出てたからかなぁ。作者さんも言ってたけど羽衣狐さんの妖しさを上手く出していてWWおじいちゃんの話は牛鬼に対して｢いたの？｣という扱いがねWW首無の過去をなぜ本編でやらないのか、と思ってたけど。。。確かに思いね、これは。でもいいお話だった2011/10/27
めぐみこ
3
雪麗がどんどん好きになっていく（笑）。最初は本当雪女！って感じの冷たい美女だったのに、なんか可愛いなぁもう。邪見にされまくりの牛鬼も楽しい。〆の首無の過去話は凄惨で、でも希望があるラストで良かった。2011/05/12
壱ヶ谷@多忙
3
えっろ！！百合か！！えろいわ！！なんだか一幕に無駄に興奮してしまった……祖父世代は雪麗さんのかわいさが大爆発でもう感無量。隠し子疑惑楽しい。姫の暴走っぷりが密かに好きです。でもなんだかんだ三幕に全部もってかれたかな……内容が小説で読んでいいのかと言わんばかりのボリューム。そういえば忘れてましたが彼らは親世代組なんですね。首無がひたすら紳士で紀乃がかわいくて白菊が美人で大満足です。これはいい首紀乃。プロットは既にあったらしいのでこれは是非漫画にして見てみたかった気もします。白菊さんのビジュアル的意味で。2011/04/12
