朝鮮戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 681p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081570010
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0393

出版社内容情報

半島と民族を分かつ隣国の動乱に文学が迫る
60年近く経た今も禍根を残す朝鮮戦争に、日本は、文学はいかに向き合ったのか。祖国を蹂躙される悲憤を金石範、金達寿ら在日作家が伝え、米軍や特需と日本人との関わりを北杜夫、松本清張らが描く。

著者等紹介

金石範[キムソクポム]
1925(大14)・10・2~大阪生。京大美学科卒。45年6月、京城から大阪へ戻り、その後、東京三ノ輪で終戦。48年4月、日本共産党に入党。52年2月、共産党離党。57年8月「看守朴書房」を「文芸首都」に発表。75年2月、編集委員として「季刊三千里」創刊。84年、大佛次郎賞受賞。97年「火山島」第二部刊。翌年、一部二部あわせ、毎日芸術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころりんぱ

49
朝鮮戦争をテーマにした作品集。自分が何も知らなかったことを次々と見せられ驚きでいっぱいです。国を分断する戦争って想像以上に悲惨だったし、今も終結せず休戦状態なんだということを改めて感じました。隣の国の緊張状態は日本にも大きく影響するんだということも初めて実感できました。太平洋戦争でボロボロになったのにまた5年後に戦闘状態になった朝鮮半島と、それにあやかり特需景気で復興を遂げた日本、主人公の視点も物語の舞台も様々で、いろんな角度から朝鮮戦争が読めて、とても有意義な読書になりました。2016/06/01

勝浩1958

5
松本清張著『黒地の絵』は小倉市で実際に起きた出来事を素材にして、米軍キャンプから脱走した黒人兵が民家を襲う事件を描いている。同じ事件が佐木隆三著『奇跡の市』でも取り上げられている。朝鮮戦争により日本では特需で戦後復興の足掛かりとなったのだが、いっぽうではこのような悲劇に遭遇した人々がいたのだ。『奇跡の市』では、まだまだ貧しい日本で、その日を精一杯生きる人々が活き活きと描かれ、特に子供たちの逞しさに自分の子供のころの大胆な行動が蘇った。いまの子供たちは私の目から見ると、まるで無菌室のなかで育っているようだ。2013/08/06

べらし

1
「架橋」:戦火に呑まれた朝鮮のひとびとに対する日本人の当事者意識皆無の同情を一刀両断するシビアさ 「壁の絵」:ほんらい無関係な市井の日本人女性の内に入り込んでくる奇妙な"戦争"、その繊細さ、やさしさ 「奇蹟の市」:朝鮮特需に沸く八幡の街、そこに育つ中学生の性春と彼に代表される日本人が一顧だにしないどころか踏みにじる半島の苦悶 以上3本が印象深い。最後のやつはパロディなどではなく朝鮮人に対する本気の差別感情が滲み出てるので一応注釈を入れた方がいいと思った。歴史的史料として読み継がれていく価値があるからこそ2018/10/10

sasha

1
朝鮮戦争関連の作品はハルバースタム『コールデスト・ウィンター上・下』しか読んでないので、この戦争自体に関する自身の知識不足を痛感する。日本の植民地支配から解放されたと思ったら、半島を分断する戦争だもんな。この悲しみや怒りは当事者でないと理解出来ないのだろう。お隣の半島での戦争は終結していない。未だ休戦中だ。民族と半島の統一はまだまだ実現が難しいのかな。2015/09/01

西野西狸

0
朝鮮戦争という教科書では特需としか説明されなかった事件が、朝鮮のみならず日本にも深く影を落としているということがわかり愕然とした。金石範の鴉の死や松本清張の黒地の絵はとても生々しく、詳細で改めて戦争というものの深刻さを理解させられた。2014/04/20

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