ブルーバックス<br> 時間の終わりまで―物質、生命、心と進化する宇宙

個数:
電子版価格
¥1,386
  • 電書あり

ブルーバックス
時間の終わりまで―物質、生命、心と進化する宇宙

  • ウェブストアに8冊在庫がございます。(2024年06月03日 12時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 640p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065320075
  • NDC分類 440.4
  • Cコード C0242

出版社内容情報

世界的ベストセラー『エレガントな宇宙』著者の最新作

なぜ物質が生まれ、生命が誕生し、私たちが存在するのか?
進化する宇宙は私たちをどこへ連れてゆくのか?
ビッグバンから時空の終焉までを壮大なスケールで描き出す!

素粒子から星や銀河まで、生命誕生から意識の謎まで、さまざまな秩序と構造をもたらす物理的な原理を見ていきながら、宇宙の年表に沿って読者を時空の旅へといざなう。人の寿命は限られているが、宇宙における生命と心という現象もまた、限られた時間しか存在しない。そしてはるか先には、物質すら存在できないときが訪れる。この進化する宇宙の中で、ほんの束の間、まったく絶妙な瞬間に存在する私たち人間を基点に、時間の始まりであるビッグバンから、時間の終わりであるこの宇宙の終焉までを、現代物理学の知見をもとに、「存在とは何か」という根源的な問いから描き出す。第一級のポピュラーサイエンス!

〈著者紹介〉
ブライアン・グリーン Brian Greene
理論物理学者。ハーバード大学を卒業後、オックスフォード大学で博士号取得。現在はコロンビア大学物理学・数学教授。超弦理論や宇宙論の分野で数々の業績をあげ研究者として第一線で活躍するかたわら、科学の普及のための活動にも力を注ぐ。超弦理論を解説した一般向けの著作である『エレガントな宇宙』は各国で翻訳され、全世界で累計100万部を超えるベストセラーとなった。続く『宇宙を織りなすもの』『隠れていた宇宙』も全米ベストセラーとなる。

〈訳者紹介〉
青木 薫(あおき・かおる)
1956年山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学大学院修了。理学博士。2007年度日本数学会出版賞受賞。訳書にサイモン・シン『フェルマーの最終定理』(新潮社)、 ブライアン・グリーン『宇宙を織りなすもの』(草思社)、スティーヴン・ホーキング『ビッグ・クエスチョン』(NHK出版)、ジェームス・D・ワトソン他『DNA』(講談社)など。著書に『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』(講談社現代新書)がある。

〈目次〉
第1章 永遠の魅惑 始まり、終わり、そしてその先にあるもの
第2章 時間を語る言葉 過去、未来、そして変化
第3章 宇宙の始まりとエントロピー 宇宙創造から構造形成へ
第4章 情報と生命力 構造から生命へ
第5章 粒子と意識 生命から心へ
第6章 言語と物語 心から想像力へ
第7章 脳と信念 想像力から聖なるものへ
第8章 本能と創造性 聖なるものから崇高なるものへ
第9章 生命と心の終焉 宇宙の時間スケール
第10章 時間の黄昏 量子、確率、永遠
第11章 存在の尊さ 心、物質、意味

内容説明

無秩序に向かうこの宇宙は衰退が運命づけられている。そんな宇宙の年表の中で、意図や計画など何もなく、原子や分子、星と銀河、そして心を持った生命という秩序ある構造はなぜ生まれたのだろう。そして、私たちやこの宇宙を待ち受ける未来とは?「科学の案内人」としても知られる著名な理論物理学者が描く、壮大な「宇宙の物語」。

目次

第1章 永遠の魅惑―始まり、終わり、そしてその先にあるもの
第2章 時間を語る言葉―過去、未来、そして変化
第3章 宇宙の始まりとエントロピー―宇宙創造から構造形成へ
第4章 情報と生命力―構造から生命へ
第5章 粒子と意識―生命から心へ
第6章 言語と物語―心から想像力へ
第7章 脳と信念―想像力から聖なるものへ
第8章 本能と創造性―聖なるものから崇高なるものへ
第9章 生命と心の終焉―宇宙の時間スケール
第10章 時間の黄昏―量子、確率、永遠
第11章 存在の尊さ―心、物質、意味

著者等紹介

グリーン,ブライアン[グリーン,ブライアン] [Greene,Brian]
理論物理学者。ハーバード大学を卒業後、オックスフォード大学で博士号取得。現在はコロンビア大学物理学・数学教授。超弦理論や宇宙論の分野で数々の業績をあげ研究者として第一線で活躍するかたわら、科学の普及のための活動にも力を注ぐ。科学番組の司会も務め、ワールド・サイエンス・フェスティバルの共同創設者でもある

青木薫[アオキカオル]
1956年山形県生まれ。翻訳家。京都大学理学部卒業、同大学大学院修了。理学博士。2007年度日本数学会出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たま

56
読書会のため再読。細かいことは綺麗サッパリ忘れていて新鮮だった。前回と同じくメモを取りつつ丁寧に読んだが、今回は少しは記憶に定着してくれるかな。いちばん面白かったのはやはり第五章「粒子と意識 生命から心へ」3人称の粒子と1人称の意識、この境界を突破する説得力ある理論の出現に期待しよう。それはさておき、宇宙の始まりから終わりまで、生命の誕生と進化そして人間の文化を含むグリーンの構想と叙述も見事だが、青木薫さんの翻訳が実に素晴らしい。ブルーバックス版が出たので、単行本と両方に登録します。2023/08/22

ばんだねいっぺい

31
いやぁ、面白かった。宇宙とは何かは、避けてきたテーマだったけども、 やっぱり勉強しようと思わされる一冊だった。エントロピック・ツーステップ。排熱のくだりが個人的にはふむふむとなった。2023/06/01

loanmeadime

18
キッテルの熱物理学を一回も開くことなく売り飛ばした我が身にはエントロピーが主題の出だしは、検察官の求刑を聞く被告の気分でしたが、ビッグバンのような名前しか知らない事項や斥力的重力のような、えーっ何それという概念が出てくると肩の荷を下ろして読むことができました。んが、内容はとてもハードで、解ることだけ解る、という態度で臨んだら、時間の終りと呼ばれる宇宙のステージに彷徨う薄い粒子程度の理解になりました。最終章で、弥勒菩薩出現の56憶年さえ一瞬という時間スケールの中、意識の問題を重く記述した理由が述べられます。2024/01/06

⭐︎すばる⭐︎

7
宇宙・素粒子関係のブル-バックスはかなり読んでできたが、この本は異色である。量子力学に支配される素粒子といっても、そこに心や意識、感情があるわけではないのに、素粒子の集まりである原子や分子の集合体である物体のうちに、なぜ生命が生まれたのか、また、なぜ人間には心や意識があるのか、という哲学分野にも切り込んでおり、興味深かった。また、とてつもないはるか先の時間を想定して、今の宇宙そのものがどうなるかという話も初めてで面白かった。2024/01/03

kamekichi29

4
壮大な時間のスケールで宇宙の始まりから終わりまでを考察・解説。スケールがデカくて何だか頭がぼんやりしてしまう。。2023/12/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21249008
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品