ブルーバックス<br> 数学とはどんな学問か?―数学嫌いのための数学入門

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数学とはどんな学問か?―数学嫌いのための数学入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065246818
  • NDC分類 410
  • Cコード C0241

出版社内容情報



津田 一郎[ツダ イチロウ]
著・文・その他

内容説明

本質から捉え直すと見えてくる、「数学の新しい世界観」!多くの人は、数学という学問を誤解しています。難しい、とっつきにくい、役に立たない…数学に対するこうしたイメージは、すべて「錯覚」です。人々の「素朴な思い」から生まれた学問なので、段階を踏んでいけば、誰にでも理解できるはずなのです。本書では、「測定」「計算」「論理」という基本から数学が持つ本質的な構造と役割を問い直していきます。“数学の階段”を登っていくと、あなたの想像を超える広い世界が見えてくるでしょう。

目次

プロローグ 「数学嫌い」は錯覚である―「数学とはどんな学問か」を考える前に
ステップ1 「数学のはじまり」を知ってみる―数学は人間の想念そのものである(原初的心の発露;「土地の大きさを測りたい心」の発露:解析学、幾何学の始まり ほか)
ステップ2 「数学の本質」に触れてみる―数学はもっとも誠実な学問である(ものを「測る」とはどういうことだろうか?;計算とは何だろうか? ほか)
ステップ3 「数学の最初のつまずき」を解消する―苦手意識はここから始まる?(記号の役割;三角関数、三角比 ほか)
ステップ4 「数学のおもしろさ」を感じてみる―“意味”が分かれば見える世界が変わってくる(ハウスドルフのものの測り方から次元を定義する;数学は不可能であることも証明できる ほか)
エピローグ 数学とはどんな学問か?―数学の“階段”を登ると見えてくるもの

著者等紹介

津田一郎[ツダイチロウ]
1953年、岡山県生まれ。大阪大学卒業、京都大学大学院博士課程修了。理学博士(京都大学)。九州工業大学助教授(情報工学)、北海道大学教授(数学)などを経て、中部大学創発学術院教授・副院長、AI数理データサイエンスセンター長。北海道大学名誉教授。複雑系科学研究の先駆者のひとり。カオス力学系をベースに、脳神経系のさまざまなダイナミクスの情報構造の解明に従事している。神経回路網の研究により、日本神経回路学会学術賞、HFSPProgram Awardなどを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

21
応用数学を研究している著者が「測定」「計算」「論理(推論)」を軸に数学という学問を解説した一冊。読んでいて思ったのは私は別に数学が嫌いではないな、と思いました。というのも軸にしている三つはどんな学問でも、実務的なところでも重要だし、基本的な解説のところで引っ掛かるところはなかった。ただ、高度な内容になってくると追いつかなくなるのでそこはもどかしかったです。図形や面積関連が多めな印象だったのでより興味を持てるようになりました、けっこう実務でも使うことがあるのでもっと勉強したいと思います。2022/07/20

原玉幸子

19
対数がもう少し分かればなぁとの憧れを思い出し、ゲーデルの不完全性定理はふむふむ、三体問題は流行りましたねぇであっても、後半部の「非整数の次元」なんかは「?」でした。1=0.9999…は、数式の代入で吃驚した1+2+3+4+5+…=-1/12のラマヌジャン総和法に親和性を感じ、「ん? よく分かるかも」と、頭を擡げかけましたが、全編を通じては、(決して数学嫌いではないと信じている)私であっても、著者も言う「身近なものでないと感じられた瞬間に興味が失せる人」そのもので、やっぱり駄目でした。(●2022年・春)2022/03/05

ひこぼし

13
こういう本はなかなか今まで買ってみても、途中で挫折して読めないのだけど、今回はなんとか読めた。優しい言葉で書いてあるけれど、数学科とかではないから、やっぱり難しかったかな。でも、なんとなくはわかった気がした。もっと勉強しなくちゃと思った。。

寝落ち6段

9
数学ほど好き嫌いが分かれる学問はないと思う。しかし、世の中のことを表す共通言語としての数学の有用性は明らかであるし、過去の推察や未来の予測もすることができるのは、数学ならではだと思う。学校で教える内容は指導要領というもの沿っているが、そこでは身近なものを想定できるように教えるとある。しかし、どんどん抽象化するため、身近なものにマッチさせにくくなるという、思いと現実の反比例が起こる。全ての人が計算できなくてもよい、しかし、数学を役立てている人がいることを意識することが大切だと思う。2022/03/26

マグロのお刺身

7
これは「数学好き」を増やす本だな。実際、「数学好き」になった人がいるから。(マグロのお刺身)2022/04/11

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