ブルーバックス<br> 理系女性の人生設計ガイド―自分を生かす仕事と生き方

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理系女性の人生設計ガイド―自分を生かす仕事と生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065231814
  • NDC分類 407
  • Cコード C0240

出版社内容情報

理系の学部出身の女性は増えているとはいえ、理系であることを生かして活躍する女性はまだ少数派で、その実態はあまり知られていなことも。そんな「リケジョ」はどんな場所でどのような仕事をして、どのようなプライベートライフを送っているのか、先輩リケジョ達の体験やリケジョを取り巻く環境がどうなっているかを、レポートします。
第1部では、リケジョの憧れの先輩たちが今までの理系女性人生を語ります。語ってくれるのは、東北大学の副学長で、生命科学分野の研究第一人者である大隅典子さん、東京大学教授で、今注目の流体工学を研究している大島まりさんのお二人。研究者として大切だと感じること、そして女性ならではの苦労話、これからの時代を見すえたアドバイスなど、これから理系を目指す女性、迷っている女性、理系の道を歩み始めた女性、理系女性と一緒に働く人などに参考になることが満載の内容です。また、第2部でさまざまな分野の研究者や企業で活躍する理系女性を取材しまとめている、日刊工業新聞社の論説委員の山本佳世子さんの仕事や理系の能力の活かし方、気持ちの持っていき方なども紹介します。
第2部ではリケジョが中学、高時代から大学、社会人へと進むなかで、どのような困難にあうことがあるのか、どんな悩みを乗り越えて進んでいるのか、といった実態をレポートします。また、時代の変化によって変わってきたことや、逆に変わらないことなどを大学、企業など分野や状況別に解説。女性だからと肩肘張る必要はないとしても、女性だからこそぶつかりがちな壁を知っておくと、慌てず対処できたり、ライフプランを立てやすくなるかもしれません。
大学での研究職、国立研究開発法人などの公的研究機関、企業も化粧品会社やライフサイエンス系のベンチャー企業などいろいろな業種を、また企業と大学両方での経験がある研究者など幅広く、さまざまな実例を紹介します。結婚や子育て、海外での経験とも絡めて、理系女子としての生き方をイメージする一助となる1冊です。

内容説明

理系女性の活躍が増えるなか、それでも消えない、昔からの暗黙のルールや無意識のバイアスをどう切り抜けながら進んでいくか―研究室や職場での悩みや、ワーク・ライフ・バランスなど、理系女性を取り巻く現状を取り上げます。理系の世界で成功している女性たちの言葉に、仕事も人生も前向きに楽しむパワーをもらえる一冊。

目次

第1部 先輩理系女性たちが歩んできた道(研究者へと導いてくれた、多様なロールモデル(東北大学副学長、教授・大隅典子)
悩みながらたどり着いた「これだ!」という研究(東京大学教授・大島まり)
ベースの理系を生かしながら、仕事の幅を広げて(日刊工業新聞社論説委員、編集局科学技術部編集委員・山本佳世子))
第2部 大学で、企業で。理系女性のさまざまな活躍の場所(理系女性のマインドとそれを取り巻く環境;理系の第一歩、大学選び;理系の研究と学び方;理系の研究職、仕事とプライベートはどうなる?;企業や大学トップの理系女性と、これからのリケジョ)
第3部 2人の教授が現在・未来の理系女性を語る(対談・本当に好きなものを探しながら柔軟な生き方を)

著者等紹介

大隅典子[オオスミノリコ]
東北大学副学長。東北大学大学院医学系研究科教授。1960年生まれ。1985年東京医科歯科大学歯学部卒業。1989年同大学院歯学研究科博士課程修了(歯学博士)。2008年、東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー(卓越教授)の称号授与。2018年より現職。専門は神経発生学、分子神経科学

大島まり[オオシママリ]
東京大学大学院情報学環・生産技術研究所教授。1962年生まれ。1984年筑波大学第三学群基礎工学類卒業。1986年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。1992年同博士課程修了、博士(工学)。2005年より現職。専門はバイオ・マイクロ流体工学

山本佳世子[ヤマモトカヨコ]
日刊工業新聞社論説委員、編集局科学技術部編集委員。東京工業大学、電気通信大学非常勤講師。1964年生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業、東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)。日刊工業新聞の記者の傍ら、東京農工大学大学院博士課程修了、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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zoe

23
現在社会の上級職についている著者らにはロールモデルとなる先達の女性は極めて少なかった。家庭環境が研究者へ進む道を開いた様だ。中には、多数のロールモデルが紹介されています。(補助などあるが)博士課程は、授業料を払い、何も無いところから新しいモノを生み出す事を学ぶ場。近年、博士課程へ進む学生が減っており、ポスドクの期間限定の仕組みの影響か。在宅ワークが可能な今、女性は働き易くなった。AIは、人に代わるか?代わるものも有れば、人でないとできないものも残る。リケジョは、講談社の登録商標だそう。2021/07/08

てまり

4
かなりガチの研究者指向の子向けの本。研究して生きていく道って厳しいな……という気持ちです。男性でも。実家が太くなかったら研究に進みにくくならないか心配。門外漢なので、そもそもの科学の分け方(演繹とか帰納とかデータサイエンスが最前線だとか)も勉強になりました。どの学問が女子に向くかという点は、社会が女子に期待するものが変わるにつれて変化していくのでしょうな。女性は40代くらいになると男性同士でなら暗黙のうちに通じているパワーゲームのルールに弾かれがち、というのが興味深い。2022/01/05

Bevel

4
以下引用:ただ、最近の大学の環境を知る私は「昔なら大学の環境が快適だったけれど、この時代に大学にこだわりすぎないほうがいいのではないか」と思います/つまり、ワーク・ライフ・バランスの点でも「大学は企業より魅力的」といえない要素が増えてきており、博士も企業を就職先に考えてもよいのではないかと思うのです/典子:(…)その意味で私がもっとも大事で、しかも有効だと思うのは「男性の意識改革」です。まり:同感です。女性側に注目した施策に偏るのではなく、家事や育児が担えるよう男性の働き方を変えることが、重要だと思います2021/07/09

まつひろ

2
非常に優秀な研究者のお話という印象。小さいころから研究者の親を見ていれば、研究職も身近になるだろう。しかしそうした話(成功譚)だけで、人生設計ガイドになりうるのだろうか。失敗があっても、研究職についている人もいる。2021/06/20

やま

2
良い意味で力の抜けた本。理系に進んで本当に良いのか悩んでいる学生には一読の価値があると思う。2021/11/17

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