出版社内容情報
未知の災厄に覆われた世界を
文学はどう描いたか?
日本文学の最前線をなす
2020年のベスト短編アンソロジー
解説:冨岡幸一郎
我が人生最悪の時 磯﨑憲一郎
移民の味 王谷 晶
母になる 木村友祐
猫はちゃんと透き通る 最果タヒ
あたらしい日よけ 井上荒野
ばばちゃんの幽霊 朝吹真理子
サクラ 尾崎世界観
四半世紀ノスタルジー 町屋良平
斧語り 松田青子
ふらここ 山下澄人
ダン吉の戦争 髙橋源一郎
ヨブに会う 加藤 櫂
スカピーノと自然の摂理 金子 薫
あなたのことを話して 長島有里枝
下品な男 上田岳弘
その一匹を殺したのは誰か 高山羽根子
解説:冨岡幸一郎
内容説明
未知の災厄に覆われた世界を文学はどう描いたか?日本文学の最前線をなす2020年のベスト短篇小説アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しげ
9
読了、文学系アンソロジーは自分には向かない様です《笑》2022/03/06
り
5
とっても楽しかったです。2022/12/15
ムーミンママ
5
最果タヒさん&尾崎世界観さんの作品を目当てに。。 アンソロジーだと沢山の作品たちに出会えるのがよい。高橋源一郎さんの「ダン吉の戦争」が好みだった。文学って難しいね汗2021/10/17
こかち
2
これはものすごくお得で素晴らしい本だわ。アンソロジーではなく、直近年の文芸誌からの選りすぐり。粒より。いろんな作家を試すのにちょうどよい。特に好きだったのは金子薫さん。若いのにめっちゃくちゃ文章うまくて、ストーリーテリングも好みで、あーー、こういう天才的な人をまた知ってしまった…と思いました。山下澄人さんの作品は2回読んでもわからなかった。高橋源一郎も好みだった。このシリーズもっと読むことにする。2022/03/17
シャートフ
2
知ってるのはタヒさんだけだったけど、どれも印象に残ってる。 文学「2021」とだけあって、コロナ社会や、男女問題が文学に昇華されてて面白かった。2021/11/30