内容説明
もし博士号(PhD)をとりたいならば、もし研究が好きならば、留学に挑戦すべき理由は山ほどあり、留学をためらわなければいけない理由はじつはほとんどない。伝説のWebサイト「理系留学のススメ」待望の書籍化。
目次
第1章 立志編(なぜアメリカに留学すべきなのか;アメリカ大学院のPhDコースとは)
第2章 準備編(アプリケーション(願書)
アプリケーション以外のアピール方法)
第3章 実践編(アメリカ大学院の傾向と対策;欲張りな留学生と三人の指導教官―著者のPhDコース体験談)
第4章 英語勉強法編(究極の英語勉強法;写経トレーニング ほか)
第5章 将来編(アカデミアと企業の比較;ポスドク ほか)
著者等紹介
是永淳[コレナガジュン]
イェール大学地球科学科教授。グッゲンハイム・フェロー。1992年、東京大学理学部地球物理学科卒業。1994年、東京大学大学院理学研究科地球惑星物理学専攻修士課程修了。2000年、マサチューセッツ工科大学でPhDを取得。カリフォルニア大学バークレー校ミラーフェローを経て、2003年、イェール大学地球科学科に赴任。2009年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
17
できる研究者になるための留学術 アメリカ大学院留学のススメ。是永淳先生の著書。できる研究者になるためにはアメリカ大学院留学が一番の近道。できる研究者になるためには語学力が絶対に必要だし最先端の研究が行われているのはやっぱりアメリカであることが多いのが現実。アメリカ大学院留学をしなくても研究者になれるかもしれないけれどできる研究者になるためにはアメリカ大学院留学。マサチューセッツ工科大学でPh.D.を取得されてカリフォルニア大学バークレー校ミラーフェローであった是永淳先生のお話は納得感があります。2024/05/01
ico
0
アメリカにいる地球物理学者の書いた本。(ないわけではないが)「僕は偶然、...運が良くて...」的な文章が少ないためかなり実践しやすい。ハードルの高さも見せつけられるため、その辺にある本よりはかなり役立つ。よんでよかったとおもう。一番印象に残ったのは、「地球科学では...こんな研究所があって...ここでは...もう一つは...」→ね?分野が違うと全然分からんでしょ?だから自分の分野の事情は知っておきな、という部分。 ものすごく説得力がある2022/06/11
まっさ
0
大学院のためにアメリカ留学を考えていた時に友達に勧められてこの本に出会った!アメリカの大学院の様子や、行くためにどんな準備が必要なのかを具体的に書いてあったから、いまから何ができるのかなどを考えることができた!モチベーションアップにもなってアメリカ留学を現実にするための良い1冊になった!2021/05/25
はひへほ
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地球惑星物理の人のアメリカphd留学へのススメ。体験談とともに。時代や場所、大学、学科で異なる気がするので、それも考慮して読むべきな気はするが、体験談も具体的に書かれていてよいと思う。2019/11/23
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