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出版社内容情報
難しくて面白くないのは、「学校物理」のせいだ! 点数を稼ぐため、時間内に必死に答えを探す「入試のための物理」。面白いはずがない。「なぜ? どうして?」にはじまる疑問に、本質的な理解を与えてくれるのが物理本来の楽しみ。「肉屋の肉が赤いわけ」「瓦割りの極意」「過去を見る話」など、豊富な話題を糸口に、物理の楽しみ方を縦横無尽に語り尽くす。物理がわかれば、ものの見方が変わる。人生が楽しく、豊かになる。
内容説明
肉屋の肉はなぜ美味しそうに見える?人工衛星はなぜ地球を周回できる?朝日や夕日はなぜ赤い?カウンター・パンチはなぜ強烈?圧力鍋はなぜ短時間で煮える?紫外線が皮膚がんを起こすのはなぜ?宇宙船内は無重力状態じゃなかった!…身近な「なぜ?」から始まる、誰でも楽しめる「超」入門書。
目次
第1章 光―最も身近で最も謎に満ちた存在(光は「過去を伝える」使者;知れば知るほど謎だらけ―賢人泣かせの「光の正体」 ほか)
第2章 電気はなぜ万能なのか―なんでもできる電磁波の不思議(電磁波の話―「見えない光」の正体;電気とは何か? ほか)
第3章 力とエネルギー―万物は「運動」する(隣を走る車はなぜ止まって見える?;潮の満ち干はなぜ起こる? ほか)
第4章 万物の「究極構造」を考える―「見えない世界」の物理学(水と氷と水蒸気;ダイヤモンドと炭―同じ物質が見せる「別の顔」 ほか)
第5章 「時間」と「空間」を考え直す―「絶対」から「相対」へ(アインシュタイン16歳の空想;時間と空間は切り離せない?―「時空」とは何か ほか)
著者等紹介
志村史夫[シムラフミオ]
1948年、東京・駒込生まれ。工学博士(名古屋大学・応用物理)。日本電気中央研究所、モンサント・セントルイス研究所、ノースカロライナ州立大学教授(Tenure:終身在職権付)、静岡理工科大学教授を経て、静岡理工科大学名誉教授。応用物理学会フェロー・終身会員、日本文藝家協会会員。日本とアメリカで長らく半導体結晶などの研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている。物理学、半導体関係の専門書、教科書のほかに一般向け著書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樋口佳之
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