出版社内容情報
「まったく同じ気持ちを味わっている」「将来に向けて参考になった」など日本中で大反響を巻き起こした、ベストセラー「定年」小説。「定年って生前葬だな。これからどうする?」
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた主人公・田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れる。年下でまだ仕事をしている妻は旅行などにも乗り気ではない。図書館通いやジムで体を鍛えることは、いかにも年寄りじみていて抵抗がある。どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをしてみると、高学歴や立派な職歴がかえって邪魔をしてうまくいかない。妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかけるが、気になる女性がいたところで、思い通りになるものでもない。
惑い、あがき続ける田代に再生の時は訪れるのか? ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。
シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。
内館 牧子[ウチダテ マキコ]
著・文・その他
内容説明
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す―。日本中で大反響を巻き起こした大ヒット「定年」小説!
著者等紹介
内館牧子[ウチダテマキコ]
秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業後、13年のOL生活を経て、1988年脚本家としてデビュー。小説家、エッセイストとしても活躍。2000年より日本相撲協会の横綱審議委員を務め、2003年、大相撲研究のため東北大学大学院に入学、2006年3月修了。その後も研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
おしゃべりメガネ
あきぽん
chiru
TAKA