講談社文庫<br> 移民の宴―日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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講談社文庫
移民の宴―日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062931830
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0195

出版社内容情報

日本に移住した外国人は、どんな料理を食べているのか? 震災直後の南三陸町のフィリピン人から神楽坂のフランス人まで、突撃ルポ!日本に住む二百万を超える外国人たちは、日頃いったい何を食べているのか? 「誰も行かない所に行き、誰も書かない事を書く」がモットーの著者は、伝手をたどり食卓に潜入していく。ベリーダンサーのイラン人、南三陸町のフィリピン女性、盲目のスーダン人一家……。国内の「秘境」で著者が見たものとは?

はじめに
第1章 成田のタイ寺院
第2章 イラン人のベリーダンサー
第3章 震災下の在日外国人
第4章 南三陸町のフィリピン女性
第5章 神楽坂のフランス人
第6章 中華学校のお弁当
第7章 群馬県館林市のモスク
第8章 鶴見の沖縄系ブラジル人
第9章 西葛西のインド人
第10章 ロシアン・クリスマスの誘惑
第11章 朝鮮族中国人の手作りキムチ
第12章 震災直後に生まれたスーダン人の女の子、満一歳のお誕生日会
おわりに
文庫版へのあとがき
漫画解説 グレゴリ青山


高野 秀行[タカノ ヒデユキ]
著・文・その他

内容説明

日本に住む二百万を超える外国人たちは、日頃いったい何を食べているのか?「誰も行かない所に行き、誰も書かない事を書く」がモットーの著者は、伝手をたどり食卓に潜入していく。ベリーダンサーのイラン人、南三陸町のフィリピン女性、盲目のスーダン人一家…。国内の「秘境」で著者が見たものとは?

目次

成田のタイ寺院 Thailand
イラン人のベリーダンサー Iran
震災下の在日外国人
南三陸町のフィリピン女性 Philippines
神楽坂のフランス人 France
中華学校のお弁当 Taiwan
群馬県館林市のモスク Muslim
鶴見の沖縄系ブラジル人 Brazil
西葛西のインド人 India
ロシアン・クリスマスの誘惑 Russia
朝鮮族中国人の手作りキムチ
震災直後に生まれたスーダン人の女の子、満一歳のお誕生日会

著者等紹介

高野秀行[タカノヒデユキ]
1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部在籍中に『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)でデビュー以来、世界の辺境を舞台に執筆活動を続ける。2006年『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で第1回酒飲み書店員大賞、2013年『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)で第35回講談社ノンフィクション賞と第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はっせー

140
久しぶりに高野さんの本を読んだ。日本に住んでいる外国籍の人にフォーカスを当てたお話。どれも話が面白く新しい発見が多い。例えば日本食が楽という視点。これは今までにない視点であった。なぜ楽だというと考えることが少ないからだという。ハラル料理ならだめな食材があったり料理によっては何時間も下ごしらえにかかったり彩りについても考えないといけない。また日本に住む理由は気楽でいられるからという言葉に心が掴まれた。まるで上手く行っているパートナーの関係のようにも思えた。外国籍の方という目線からの日本を知ることができる!2022/09/01

ゆいまある

118
日本に住んでいる外国人と料理し、一緒に食べる企画。隣人を知り、仲良くしようという高野さんの暖かさが伝わるってくるけど、手間な家庭料理より外食でいいじゃんと私は思う。取材中に東日本大震災が起こるが、普段からモスクで大量のカレーを作っていたパキスタン人がいち早く炊き出しを始めるなどいい話が多い。盲目のスーダン人アブディンさん再登場。私も武蔵境近辺で子育てしてたが、あの辺りで乳飲み子抱えて買い物するのは車がないと無理です。私は武蔵境駅近くの教習所で免許取りました。本編よりあとがきが読み応えあり。ロヒンギャ難民→2019/04/06

トムトム

84
私は日本生まれの日本育ちですが、異国の地で暮らそうと決意する人たちはすごいと思います。日本で暮らす色々な文化の人のコミュニティ。和食食べる?それとも自国の食事?全部美味しそうで楽しそうでした。ヨーロッパの人は「移民」という言葉に良い印象を持っていないという事に驚きました。経済的な事情で他国に移り住む人、みたいな。自分が移民呼ばわりされるのは不愉快だ!みたいな。言葉尻をとらえて差別だ!馬鹿にされている!と騒ぐ人は、自分がそういう差別的な考えだからなんだろうなぁ。2021/03/14

nico🐬波待ち中

80
食生活を通して在日外国人達のリアルな現状を描いた取材記。一番驚いたのは、多くの外国人曰く「日本食は作るのが簡単でいい」とのこと。取材した人達の料理は、下準備等に時間と手間をかけて作るから非常に面倒らしい。思いがけず嬉しかったのは『異国トーキョー漂流記』に登場した盲目の野球好きの彼の後日談が読めたこと。相変わらず飄々とした彼だったけれど幸せに暮らしていて良かった!東日本大震災で被災した外国人達。誰もがパニックに陥る中、フィリピン女性達の逞しさ明るさに救われた。「移民の宴」はお腹も心も満たしてくれる!2017/04/29

Kazuko Ohta

74
日本に移り住んで何年、何十年という外国人は、ふだんどんな食事をしているのか。食事の話のみならず、彼らが日本に来た経緯、コミュニティの形成、日本の良いとこ悪いとこ。とにかく辺境を好む高野さんのこと、取材先に選んだ場所が面白い。タイトルに「移民」という言葉を使った理由、その言葉に強い拒絶反応を示して取材を断られたケースもあるという追記も含め、終始興味深く読みました。ちょっと決めつけすぎではと思わなくもないところが若干あるものの、やっぱり楽しい高野さん。読み過ぎで飽きてきたかもと思うけど、まだまだ読めそうです。2018/03/19

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