出版社内容情報
民主主義国家への再出発
経済大国へ、そしてバブルの崩壊
政治は日本をどう変えたのか
戦後とはどのような時代だったのだろうか。敗戦、占領政治、そして新憲法が制定され、日本は平和と民主主義を旗印に復興への道を歩み始める。東西冷戦、朝鮮戦争、ベルリンの壁崩壊と激しく変わる国際社会。講和、日米安保、55年体制の自社両党の攻防とその終焉、高度経済成長とバブルの崩壊。政党政治を軸に内政・外交に揺れた戦後の日本を追う。
第1章 復興期の政党政治――1945年?1949年
第2章 国際環境のなかの講和と安保――1949年?1955年
第3章 変貌する戦後――1955年?1972年
第4章 政党再編への胎動――1972年?1993年
終章 連立政権とその行方
河野 康子[コウノ ヤスコ]
著・文・その他
内容説明
戦後とはどのような時代だったのだろうか。敗戦、占領政治、そして新憲法が制定され、日本は平和と民主主義を旗印に復興への道を歩み始める。東西冷戦、朝鮮戦争、ベルリンの壁崩壊と激しく変わる国際社会。講和、日米安保、五五年体制の自社両党の攻防とその終焉、高度経済成長とバブルの崩壊。政党政治を軸に内政・外交に揺れた戦後の日本を追う。
目次
第1章 復興期の政党政治―一九四五年~一九四九年(戦後体制への始動;「民主化」への時代認識;保守連立の出発;中道連立の経験;自由党の軌跡―結党から一九四九年総選挙まで)
第2章 国際環境のなかの講和と安保―一九四九年~一九五五年(講和論争と政党再編;講和構想の変転と二国間安全保障条約;占領政策の転換;交渉の成果と限界―サンフランシスコ講和条約の成立;五五年体制への道―社会党統一と保守合同)
第3章 変貌する戦後―一九五五年~一九七二年(保守合同の成果;外交の調整と自民党政治―日ソ国交回復と安保改定;高度経済成長と開放体制への移行;二党制の苦悩と多党化現象;日米協調と地域外交)
第4章 政党再編への胎動―一九七二年~一九九三年(列島改造から財政再建へ;国際経済秩序の変動と日本外交;労働再編と社会党;五五年体制の終焉)
終章 連立政権とその行方
著者等紹介
河野康子[コウノヤスコ]
1946年生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。法学博士。現在、法政大学法学部教授。専攻は日本政治史・日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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