講談社現代新書<br> 人が集まる建築―環境×デザイン×こどもの研究

個数:
電子版価格
¥1,155
  • 電書あり

講談社現代新書
人が集まる建築―環境×デザイン×こどもの研究

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月16日 23時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 344p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883665
  • NDC分類 525.1
  • Cコード C0252

出版社内容情報

新広島市民球場、国際教養大学図書館を手掛けた「環境建築家」が人がまた来たくなる建築設計の技法を考察するこどもから大人まで、ひとが集まり、楽しめ、学べ、また来たくなる建築空間は、どんな発想と理論から生まれるのか。設計で人は集められるのか。こどもが元気に育つ空間の条件とは何か。
数多くの有名な幼稚園、保育園、子供向けの公園、施設を手掛け、近年は新・広島市民球場、国際教養大学図書館などでも注目を集める環境建築家のシンプルかつ深遠な、建築論、デザイン論。

1部 なぜ人は「遊環構造」に集まるのか
新広島市民球場、ゆうゆうのもり幼保園、国際教養大学中嶋記念図書館、人が集まる環境デザインの発想
2部 あそびやすい空間の構造
野中保育園、こどものあそび環境の研究、西武春日井ショッピングセンター、東京辰巳国際水泳場
3部 意欲を喚起する環境
富山県カナルパーク、兵庫県立但馬ドーム、上海旗忠森林体育城テニスセンター、国立成育医療研究センター、幻の新国立競技場
4部 継承する環境デザイン
新しい環境の型を、子どもには自然が必要、環境デザインの未来


仙田 満[センダ ミツル]
著・文・その他

内容説明

なぜあの空間にはみんなを笑顔にする力があるのだろう?新広島市民球場、国際教養大学図書館、こどもが喜ぶ多数の施設をつくった環境建築家が明かす「また来たくなる」設計の発想。

目次

第1部 なぜ人は「遊環構造」に集まるのか(新広島市民球場;ゆうゆうのもり幼保園 ほか)
第2部 あそびやすい空間の構造(野中保育園;トヨタ財団研究助成「こどものあそび環境の研究」 ほか)
第3部 意欲を喚起する環境(富山県富岩運河環水公園(カナルパーク)
兵庫県立但馬ドーム ほか)
第4部 継承する環境デザイン(菊竹学校の教え;新しい環境の「かた」を ほか)

著者等紹介

仙田満[センダミツル]
環境建築家、東京工業大学名誉教授、環境デザイン研究所会長。近年の代表作に新広島市民球場(日本建築家協会賞)、国際教養大学図書館棟(村野藤吾賞)などがある。1941年神奈川県横浜市生まれ。64年東京工業大学工学部建築学科卒業、菊竹清訓建築設計事務所入所。68年環境デザイン研究所を創設。82年「こどものあそび環境の構造の研究」で工学博士(東工大)。2001~03年日本建築学会会長。06~08年日本建築家協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びす男

51
新広島市民球場や国際教養大図書館などを手がけた、建築界の第一人者による新書。事例を基に、建築の背後にある狙いが紹介されている■知っている施設もチラホラ。柏崎市文化会館は、つい足を運んでしまう。あの居心地の良さは何だろう……と思っていたら、こんなに深い哲学があったのか■主題は建築だが、その発想は他分野にも援用できる。コストに加え「どのくらいの期間、人に使われるか」を考える視点や、本質を捉えてから設計や具体化に移る姿勢とか■最近は綺麗な公共施設も増えた。設計者の意図を知らずにいるのは勿体ないのかもしれない。2020/01/06

ばんだねいっぺい

34
 人が集まる建築の秘密は、目眩感覚の味わえるラビリンスのような「遊環構造」か。ハードとしての追求を見ていくと、逆説的に、でも、ソフトとしての人間もいなくちゃ、始まらないんだよなとも思えてくる。建築の力も大きいが、それを倍にするのも半分にするのも人間なんだよなぁとそんな風に思った。2019/03/20

ふろんた

27
ちょっと自画自賛みたいなところがあるけれど、建物の美観だけでなく、そこに足を運ぶ人をいかに楽しませることができるかに着目している。これ読むとやっぱり新国立競技場は映像としての見栄えを気にして、スタジアムを訪れる人のことを置き去りにしているように思えてならない。2016/06/06

うわじまお

21
新広島球場の入場者数を倍にした秘密。幼稚園など、こどもが元気にすくすくそだつための環境。学びたくなる国際教養大学の木の図書館。「遊環構造」という仙田氏独自の設計手法を氏の手がけた作品を通して学べる。自分の仕事は建築系ではないけれど、非常に勉強になりました。2016/06/20

たくのみ

19
広島カープの新球場はなぜ家族で楽しめるのか。それは「遊環構造」にあった。子供が登園するのが楽しいワクワクする「ゆうゆうの森幼保園」段差があると居心地がよくなる「ブックコロシアム」どろんこ保育に適した、大地も建築も巨大遊具としてとらえる「野中保育園」非常識と攻撃性を持った教育施設「浜松科学館」人を幸せにする環境デザインの数々。こんどの新国立競技場もこういう発想でできたらなぁ。2016/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10804856
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。