講談社現代新書<br> 言葉と脳と心―失語症とは何か

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講談社現代新書
言葉と脳と心―失語症とは何か

  • 山鳥 重【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880855
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C0247

出版社内容情報

40年の臨床経験を持つ著者は、失語症は脳にすべてを還元できず、心の存在が鍵だと考える。心と言葉の関係をやさしく説く。著者は、日本の失語症研究を1970年代から率いてきた第一人者です。
失語症による言語障害といっても、人によって実にさまざまな症状の表れ方があります。また、「この症状の場合は脳のここの部位が損傷をきたしている」ということまではおおよそわかっても、「では、なぜ、その損傷が言語機能に影響するのか?」ということについては、いまだ曖昧なままです。
40年以上、さまざまな患者さんに接し、研究に携わるなかで、著者は、「人の<思い>が、どのように心の中で<像>をつくり、<音>と結びつき、<ことば>になり、発せられるのか」ということの追究も重要ではないか、と考えるようになりました。そのような考えを、経験を通してわかりやすくまとめたのが、本書です。
「ことば」に関心を持つあらゆる方に読んでいただければ幸いです。

【目次】
プロローグ――失語症を通して言葉を考える
第1章 名前がわからなくなるふしぎ――健忘失語
第2章 発話できなくなるふしぎ――ブローカ失語
第3章 聞いた言葉が理解できなくなるふしぎ――ウェルニッケ失語
第4章 言い間違いのふしぎ――伝導失語
第5章 脳の右半球と左半球のふしぎ――空回りする言葉
エピローグ――言葉と心の問題を考えてきて

プロローグ――失語症を通して言葉を考える
第1章 名前がわからなくなるふしぎ――健忘失語
第2章 発話できなくなるふしぎ――ブローカ失語
第3章 聞いた言葉が理解できなくなるふしぎ――ウェルニッケ失語
第4章 言い間違いのふしぎ――伝導失語
第5章 脳の右半球と左半球のふしぎ――空回りする言葉
エピローグ――言葉と心の問題を考えてきて


山鳥 重[ヤマドリ アツシ]
著・文・その他

目次

プロローグ―失語症を通して言葉を考える
第1章 名前がわからなくなるふしぎ―健忘失語
第2章 発話できなくなるふしぎ―ブローカ失語
第3章 聞いた言葉が理解できなくなるふしぎ―ウェルニッケ失語
第4章 言い間違いのふしぎ―伝導失語
第5章 脳の右半球と左半球のふしぎ―空回りする言葉
エピローグ―言葉と心の関係を考えてきて

著者等紹介

山鳥重[ヤマドリアツシ]
1939年、兵庫県生まれ。神戸大学大学院医学研究科修了。医学博士。1969年‐1972年、ボストン大学医学部ニューロロジー教室のレジデント・プログラムに在籍、ボストン・ヴェテランズ・アドミニストレーション病院で失語症など高次脳機能障害の臨床に従事。以来、神経内科医として失語症の診察、研究にあたってきた。神戸大学医学部精神神経科助教授、兵庫県立高齢者脳機能研究センター所長、東北大学大学院医学系研究科教授、神戸学院大学人文学部教授などを歴任。専門は、神経心理学、失語症・記憶障害などの高次脳機能障害(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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飯田健雄

26
ブローカー失語(発話障害)とウイルニッケ失語(聞いた言葉が理解できない)の違いがよく理解できた。2020/07/17

藤森かつき(Katsuki Fujimori)

24
「脳は考えない」「心が考える」は、少しは何か回復の役に立つ情報に結びつくだろうか? 藁にも縋る思いで読んでいたが、こんな不思議な症状があるんですよ。おそらく、こういう原因だと思いますよ。という感じが延々続いている。だからどうすれば良い、という部分は全くでてきてないように思う。何か希望は見いだせるだろうか? と苦しく読み進む。でも、本当に、失語症とは何か、というのを詳細に解説した本だった。主に5種類の失語症の症状理解に役立つ本。どういう風に回復させるかに関して欠片も書かれていないのは仕方ない事なのだろうか?2019/12/13

モリータ

10
◆2011年刊。著者は1939年生、専門は神経心理学、失語症・記憶障害などの高次機能障害。神大や兵庫県立の脳機能研究センター、東北大などで勤務。脳外科ではなく神経内科的な「失語症は「心の働かせ方」の障害で起きる」という考え方がキモか。独特の用語(たぶん)も散見され、主流かどうかはわからないが、「なるほど」と思われる記述もあった(引用コメ)。◆全部引用する元気と時間がないが、各章末のパラグラフが要約になっているのでそこだけ振り返って読めば大丈夫そう。2022/05/24

紫羊

10
感覚性失語の症状の不思議さを解く鍵になるかと手に取った。理解も謎もひとしく深まった。2018/12/20

6
10年越しに読了。この分野を多少仕事として取り組んでいるが、未だに難しい部分が多いなと感じる。4章までは比較的ポピュラーな失語症の紹介。内容はあくまで評価(診断)で治療ではない。5章から半球離断やマイナーな失語症が主でやや難しくなる。正直一般向けとしてならもう少し平易な内容で良いと感じる。2021/05/05

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