講談社現代新書
「いい会社」とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880619
  • NDC分類 336
  • Cコード C0234

内容説明

一人ひとりと向き合う会社が業績を伸ばす。いい会社とダメな会社、その両者を分けるキーワードは「信頼関係」と「働きがい」。データを駆使し、新しい会社と個人の関係を探る。

目次

序章 個と組織の関係がおかしい
第1章 個と組織の関係の変遷
第2章 働きがいを求めて
第3章 「いい会社」が行っていること
第4章 あらためて問われる社会の中での存在意義
第5章 一人ひとりと向き合う
第6章 二つの重い問題

著者等紹介

小野泉[オノイズミ]
株式会社レジリエンス取締役、組織開発コンサルタント。プラウドフット、マーサーを経て現職。中堅・中小企業の成長を目的とした組織開発、事業再生、企業の組織修復を主テーマにコンサルティングを実施。早稲田大学政治経済学部卒

古野庸一[フルノヨウイチ]
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所所長。多摩大学非常勤講師。1987年東京大学工学部卒業後、株式会社リクルートに入社。南カリフォルニア大学でMBA取得。キャリア開発に関する事業開発、NPOキャリアカウンセリング協会設立に参画する一方で、ワークス研究所にてリーダーシップ開発、キャリア開発研究に従事、2009年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

29
いい会社とは何かということだが、経営と労働が信頼で結ばれ、目標に向かって仕事を能動的に進められるということとも思うのだが、一方で、趣味の延長や義務など価値観の違いいが個々人にあり、それらを一定の価値観の枠に収めるのは難しいと感じる。自分は20代だが、50代以上になると、あまりの価値観の違いに逡巡することが多い。2018/07/28

kakaka@灯れ松明の火

7
いい会社とは何なのか、バブル経済前から振り返りつつ考察していく内容です。本書では、個人を尊重することと結論づけているようです。厳しさと暖かさが共存する職場がよいというのには、なるほどなと思いました。そして、従業員が会社、経営陣を信頼していること。これは重要だなと感じました。2010/08/30

Humbaba

4
いい会社であるためには,個人を尊重する事が大切である.従来は年功序列,終身雇用を守ることで,多くの企業がそれを行ってきた.それは右肩上がりの時代には通用した方法であったが.現在のように成長を見込むことがむずかいい社会では実現困難である.2010/08/23

Narisawa Takuya

3
成長する企業の4つの共通点というのがあったのだが、 そのまま経営理念にしたいほど普遍の信念と感じた 2019/06/12

nchiba

3
経営者と従業員の信頼関係が重要。その通り。最近はどこの職場も信頼関係が瀕死の重傷だ。目標とすべきことはわかった。しかしどうやったら信頼関係を取り戻せるのかがわからない。というところか。ま、ボクらは就職した時から会社との信頼関係なんか無かったような気がするけど。2010/10/21

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