講談社現代新書
ニッポンの刑務所

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  • サイズ 新書判/ページ数 291p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880428
  • NDC分類 326.52
  • Cコード C0236

内容説明

初めて明かされる塀の中の真実。日課、作業・食事の内容から、近年の高齢者・外国人の急増、クスリ、累犯…、20年の取材で見てきた受刑者と刑務官の本音。

目次

第1章 刑務所基礎知識
第2章 男子刑務所のいま(横浜刑務所)
第3章 日本最大の刑務所(府中刑務所)
第4章 女子刑務所(東の栃木刑務所・西の和歌山刑務所)
第5章 一〇〇年の時を刻む(奈良少年刑務所)
第6章 官民協働のハイテク刑務所(美祢社会復帰促進センター)
第7章 少年院にて(和泉学園)
第8章 名古屋刑務所事件と新法
第9章 刑務官として生きる

著者等紹介

外山ひとみ[トヤマヒトミ]
静岡県富士市生まれ。写真家、ジャーナリスト。二〇歳で写真集『家』を出版しフリーランスに。1994年、小型バイクでインドシナ一万キロの旅を敢行し『ヴェトナム・ドリーム』(朝日ソノラマ)を発表。97年、写真展「ヴェトナム颱風」をヴェトナムと日本で同時開催。98年『MISS・ダンディー男として生きる女性たち』(新潮社)でドキュメンタリー写真大賞・人物ルポ部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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♡♡♡

24
女の受刑者、出所前にはダイエットするとか。2014/12/07

マッキー

10
「お、刑務所か、珍しい取材レポかな」と思って手に取った。介護と同じで重労働・人手不足の現状が浮かび上がってきた。私は受刑者が罪を犯す原因の背景には貧困があるんじゃないかな、と考えた。窃盗にしろ覚醒剤にしろ。それは本書の「刑務所を出ても行き場がない」というインタビューの言葉に如実に反映されているのではないか。2015/08/02

おらひらお

5
2010年初版。法改正があって従来のイメージの刑務所とは異なる現状を紹介している本です。著者が写真家なので、挿図もいいですね。ただ、刑務官の負担増加と高齢者対応が課題のようです。2013/02/15

Taishi

4
実は知らない刑務所の現状についての長期の取材によるまとめ。全体的に重複した文章が多いけども、この本を読むと刑務所にも介護医療の分野と同じような問題点が見える。また刑務所を出てからの受け皿や教育が足りないための再入所は解決するよう尽力すべきだと感じた。2016/06/08

もい

4
私たちがいつも口にしている「刑務所」。この刑務所とはどのような所なのか説明せよ、と言われても恥ずかしながら語ることが出来なかったのでこの本を読んだ。刑務所についての基礎から、実例を用いた様々な刑務所の紹介、刑務所が抱えている問題点まで分かりやすく書かれている。高校生から大人まで幅広い世代に薦めたい。2015/09/20

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