講談社現代新書<br> 線路を楽しむ鉄道学

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講談社現代新書
線路を楽しむ鉄道学

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879958
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0265

内容説明

路線変更の理由、峠越えの技術、乗り換えの名所、車窓から見る地形。

目次

第1章 線路を観察する(線路の幅はどうなっているか;距離標を楽しむ)
第2章 いかに山を越えるか、いかに曲がるか(全国の急勾配区間;汽車はいかに峠越えしたか;カーブを曲がる技術)
第3章 車窓から見えるもの(車窓からいろいろな地形を楽しもう;長老トンネル物語;鉄橋あれこれ 高い橋、渡らずの橋、川のない橋;名称のルール)
第4章 「線路」を知る(鉄道の線路名はどうなっているのか;乗り換えの話;全国ナゾの線形めぐり;路線変更には理由がある)
第5章 鉄路でたどる鉄道史(何のために作った鉄道?;引込線が語る近代史)

著者等紹介

今尾恵介[イマオケイスケ]
1959年横浜市生まれ。明治大学文学部中退。出版社勤務を経て、91年より鉄道・地図・地名に関する執筆活動を開始。『日本鉄道旅行地図帳』(新潮社)を監修して話題に。(財)日本地図センター客員研究員、日本国際地図学会評議員、関東学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつJapan

14
図書館本。2009年著で、まだ餘部鉄橋が掛け変わっていない時代の本です。鉄路の幅、距離標、何のために作ったかが面白かったですが、基本的には鉄道マニア向けのトピックスです。2022/08/18

たくのみ

10
浅いようで深い、鉄道あるあるネタ本。広く網羅されており、著者の守備範囲の広さにおどろかされる。図版が多いのもとても読みやすい。不思議な路線や謎のトンネルなどが「我田引鉄」伝説が生まれるが、実は理由がそれぞれあるらしい。きちんと歴史を知ることは、どの世界でも基本ですね。2013/12/04

あらあらら

7
ファンにはたまらない一冊。タイトルより大きい字で「鉄道旅に出かけよう!」と帯にあり、これがタイトルと思って検索してもでないはずだ!2014/11/27

shigoro

6
出だしの線路幅や標識、スイッチバックなどは文章に入っていきやすいが、途中から全国津々浦々にある線路を説明されても、地元や知っている場所でないと興味があまり出てこないな(汗)。トンネルランキングとかは要らないわ。それでもカーブや踏み切り、路線変更など街とともに成長・発展してきているのは時代を感じさせてくれる。まぁ普通の人から見れば中級クラス、鉄オタだと入門書って感じかな。 2012/06/19

ぺーいち

6
地図のプロが鉄道を読み解くとこうなる。車両を愛でるでもなく、風光明媚を楽しむでもなく、旅グルメに舌鼓をうつわけでもなく。線路脇にたたずむ距離票の解読や、急勾配・急カーブをいかにクリアするかの線路敷設上の工夫などなど、わかりやすく解説。2010/06/24

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