内容説明
昭和五十八年。雛見沢村をめぐる連続怪死事件に終わりは来なかった。村人に恐れ敬われる“オヤシロさま”の祟り―“鬼隠し”―は、今年も二人の犠牲者を出す。村中に渦巻き囁かれる噂、事件を秘密裏に追う刑事、そして不可解な“仲間”の行動…。点と点が猜疑心で結ばれた時、存在するはずのない“何もの”かが前原圭一に襲いかかる―。
著者等紹介
竜騎士０７［リュウキシゼロナナ］
１９７３年生まれ。同人ゲーム作家、小説家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ＠2019.11.2～一時休止
68
１－２。圭一が錯乱して第一話が終了。これで正解した１％の人ってどういう人なんだろ？。2014/10/25
ともかず
61
ひぐらしのなく頃にの問題編第1編目である鬼隠し編・下巻。上巻の田舎での賑やかな部活シーンとは打って変わり、一気にシリアスな展開に！やっぱり主人公の前原圭一の孤軍奮闘、四面楚歌な緊迫したシナリオが見どころ。それと、圭一がバカじゃなくて、冷静に現状を分析しようと励む性格なので、非常に好感の持てる主人公だったと思う。 そして鬼隠し編は問題編第1編目に相応しいエンディングを迎える。初めて読んだときは、鬼隠し編に散りばめられた謎の推理に耽ってたなー笑。2015/12/23
そら
22
1話の下巻だからこの話が完結するのかと思ったら、まだまだ「序章」。新たな謎を残して終わってしまった。誰に何の標的にされたのか？まさか村ぐるみ？！これ、思った以上にかなり怖いホラーです(>_<)。ゾンビならゾンビ、祟りなら祟り、って感じで「何」かを早く決めて欲しい。。その上で最終的には人間の仕業のミステリーでした！となると予想してるんですが。。続きが気になるけど、小5の次女が朝読書で読むと言って学校に置いているので、しばらく待ちます(´･_･`)。2018/02/03
の
18
上巻の日常からのえげつないほどの転落ぶりにただただ恐怖でした。長い日常シーンを経た結果、この世界や主人公にどっぷり浸かってしまいのめりこんでしまっているわけで、あまりのおぞましい展開に途中気持ち悪くもなりましたが目を離すことさえできず一気に読み終えてしまいました。普段ホラー小説を読まないのも相まってひたすらに怖かったです。2020/02/06
ゼロ
14
当たり前の日常が綿流しと富竹の死により非日常へと変貌していく。主人公である圭一は、事件の真相を知れば知るほど、周りの人間が信じられなくなる。疑心暗鬼に陥り、袋小路に入っていく。追い詰められていく描写は疾走感があり、ドキドキしました。レナの変貌は顕著で、ストーキングされたり、異常な笑い方は怖かった。お話としては、伏せんを張れるだけ張り、問題解決されていない。続きが気になる作品で、人気が出た理由も伺うことができました。2011/02/28
