講談社選書メチエ
仏陀 南伝の旅

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062584890
  • NDC分類 182.2
  • Cコード C0315

出版社内容情報

スリランカへ、タイへ…南回りの仏教への旅インド生まれの仏教が南に旅立つ。スリランカ・タイ・ミャンマー・カンボジア。今なお生活の中に息づく仏陀の思想に名跡を辿りながら触れ合う、思索の旅への誘い

内容説明

インド生まれの仏教は、まず、南へと旅立った。スリランカの石窟寺院と仏歯寺、黄金の仏塔の林立するミャンマーのパガン、タイの暁の寺…すべての故地を踏破した著者が、今なお生活の中に息づく仏陀の思想へと思いを馳せる思索の旅。

目次

第1章 仏陀の出現(ゴータマ・シッダルタの存在;ゴータマに先立つブッダの存在 ほか)
第2章 スリランカの仏教(光り輝く島;セイロン島への布教 ほか)
第3章 ミャンマーの仏教(ビルマの竪琴;仏教の渡来伝説 ほか)
第4章 タイの仏教(黄金の地;仏教伝来 ほか)
第5章 インドシナ三国の仏教(ラオスの仏教;メコン河とプーシー山 ほか)

著者等紹介

白石凌海[シライシリョウカイ]
1948年生まれ。大正大学大学院博士課程修了後、デリー大学へ留学、Ph.D.取得。現在、群馬県正泉寺住職。専門はインド哲学、仏教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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HANA

3
東南アジアの仏教の遺跡や歴史を紹介した一冊。上座部仏教はあまり馴染みがないので、習俗や考え方を興味深く読むことができた。北伝の方は多少知識はあるが、こっちの伝播についてはほとんど無知なため非常に勉強になった。2010/12/24

Sin'iti Yamaguti

1
スリランカ、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどの仏教の歴史と現状をコンパクトに紹介。単に客観的な記述に留まらず、仏法とは何かを問いながら、その理念と各国の現実の間の乖離を問う著者の姿勢に共感をもつ。2013/08/29

よふかしとるねいど

1
主にスリランカ、ミャンマー、タイ、それに加え文章量としては少ないものの「インドシナ三国(ラオス、カンボジア、ヴェトナム)、に関する当地への仏教伝播や、仏跡に纏わる歴史、それから現在どういう風にして現地で仏教が生きているかを知れる。 仏教の話を交えた固めのエッセイという印象で、僕の知りたい内容(もう少し踏みこんだ現地での仏教の教え)とは異なっていたが、外側からだいたいの枠組みを見る事ができたのでよかった。2012/04/02

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