感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
49
【再読】奥付2007年第３刷。図書館司書が「江戸」を調べるためのレファレンス本を紹介する本。度量衡、衣食住など項目別に本を列挙し、引用して解説する部分は最小限度という感じだ。あとがきで「図書館へ行って確認しよう」と書かれているが、本はデジタル化が進み、大容量データを扱えるようになった2023年の今、出典が明らかになった状態のルーツ本がネットで見られる時代は近いのではと思った。でも、このタイトルって「大江戸捜査網」のオマージュだよね。2023/02/07
球
0
江戸時代のあらゆる生活様式や習慣、暦や時などについて、辞典などの資料や当時書かれた膨大な随筆をルーツとして引用、紹介、解説する本。どちらかといえば解説部分はさわりのみなので、深く知りたければここに記されている実際の文献を図書館に探しに行くための索引的な本といったほうが近いかもしれない。引用部分はある程度現代語に直されているとはいえ、古文独特の言い回しを読むと苦手なので頭痛がする。2011/09/24
