ブルーバックス<br> 放射能と人体―細胞・分子レベルからみた放射線被曝

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ブルーバックス
放射能と人体―細胞・分子レベルからみた放射線被曝

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  • サイズ 新書判/ページ数 312p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062578592
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0247

出版社内容情報

放射能とは何か? 人体にどのような影響を及ぼすのか? 原爆や原発事故などによる放射線被曝と健康の関係を科学的に考察する「100ミリシーベルト以下の被曝は心配ない」は本当なのか?

瞬時に高線量の放射線を浴びれば即死する。

では、低線量でも長期にわたって被曝したら……?

被爆から約70年を経た現在も、臓器内部から放射線が出続けているという。

細菌やウイルス、化学物質に対して免疫システムや解毒作用を備える人体だが、放射能にはどれだけ耐えられるのか。

原爆や原発事故、劣化ウラン弾による被曝の調査報告をもとに、放射線の生体への影響を科学的観点から詳細に検証する。

はじめに
目次
第1部 放射能とは何か?
第2部 放射線とその生体への影響に関する原理
第3部 放射能は健康にどう影響するか
あとがき
さくいん/参考文献


落合 栄一郎[オチアイ エイイチロウ]
著・文・その他

内容説明

瞬時に高線量の放射線を浴びれば即死する。では、低線量でも長期にわたって被曝したら…?被曝から約70年を経た現在も、臓器内部から放射線が出続けているという。細菌やウイルス、化学物質に対して免疫システムや解毒作用を備える人体だが、放射能にはどれだけ耐えられるのか。原爆や原発事故、劣化ウラン弾による被曝の調査報告をもとに、放射線の生体への影響を科学的観点から詳細に検証する。

目次

第1部 放射能とは何か?(放射能はなぜ怖いのか)
第2部 放射線とその生体への影響に関する原理(原子力、放射線、化合物;生物は化学世界に生きている―化学物質は生体系でどうふるまうか;放射線と化学世界の相互作用;放射線は生命にどう影響するか ほか)
第3部 放射能は健康にどう影響するか(広島・長崎の原爆についてのデータ;原水爆実験、スリーマイル島事故と正常運転時の原発;チェルノブイリ原発事故;福島第一原発事故 ほか)

著者等紹介

落合栄一郎[オチアイエイイチロウ]
東京都出身。東京大学大学院博士課程修了。工学博士。長年にわたり、カナダ、アメリカ、スウェーデン、ドイツなどで化学の教育と研究に従事。生物無機化学専攻。現在はカナダ、バンクーバー在住。日刊ベリタ紙記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゲオルギオ・ハーン

29
放射能が身体に悪いことは分かっているが、具体的にどんなことが起きているかは把握しているとは言えない。本書は放射能の影響を解説したもの、専門性が高い分野のため著者が苦心して一般向けになるようにはしているがやはり難しい部分がある。しかし、概念としては冒頭で書かれている『投手(放射性物質)の投げる豪速球(放射性粒子)がバット(分子)を何本もへし折る』という表現が物語っている。分子が壊されれば細胞分裂などに影響が出る。放射能に関連する事故や兵器によるガンの発生率上昇、生殖への影響を数字で示している。2023/04/14

kaizen@名古屋de朝活読書会

16
#説明歌 チェルノブイリスリーマイルと福島で原発事故の影響調査2018/01/23

いずむ

13
「放射能は怖い」。そんな認識はあっても、そもそもその怖ろしさについて正しい認識を持っていなかった。シーベルトやベクレルという単位の数字が上がっていくコトに、知識を以って安心できる要素は、相変わらず何一つなさそうだ。けれど、放射能=原子力=絶対悪という公式は誤りのように思う。怖ろしいモノであるコトを前提にしても、脊髄反射的な、闇雲な拒絶には違和感がある。日本人は、世界中で最もその恐怖を”体験”し、しかしその上で”恩恵”を選んだ。リスクと同時に、手放すことで失うチカラにも正しく目を向けるべきだと、ボクは思う。2014/06/02

calaf

12
第2部、広範囲の放射線関連科学報告をまとめたもの。これは結構貴重な感じ。これを読んで、どう思うかは、読者次第かな...2014/06/03

きぅり

3
素人向けのブルーバックスにしては結構難解な本。全体的には放射能は低線量でも影響あるぞって論調で書かれている。いくら何でも日本の人口減少の一因が放射能かもしれんぞってのは少し無茶な感じはした。放射能が無害とは思わないけど、もうちょいこの手のリスコミュ研究は進めるべきだなと思いました。2015/12/11

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