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内容説明
「精神分析」の全体像を知りたい人へ。精神分析では、どのように人間の「心」と「行動」を読み解き、「心の痛み」を取り除いていくのか。そのあらましから最新の学説までマンガやイラストを駆使してわかりやすく解説。
目次
フロイトの深層心理学
精神分析は宗教か、科学か
なぜ人間はセックスに興味を持つのか
さまざまな心のモデル
パーソナリティ理論
精神分析の働き
精神分析の解釈
精神分析は万人向きか
著者等紹介
ワード,アイヴァン[ワード,アイヴァン][Ward,Ivan]
英国ケンブリッジ大学キングズ・カレッジ社会政治学修士課程修了。ロンドン・フロイト博物館の教育部長をつとめる。専門誌や新聞への精神分析に関する寄稿多数
サラーティ,オスカー[サラーティ,オスカー][Zarate,Oscar]
INTRODUCINGシリーズで多数のイラストを担当。小説の挿絵も手がけ、1994年にウィル・アイスナーの賞のグラフィック部門賞受賞
小林司[コバヤシツカサ]
1929年、青森県生まれ。1959年東京大学大学院医学部博士課程修了。医博。フルブライト研究員として三年間滞米。神経研究所研究部長、上智大学カウンセリング研究所教授を経て、現在、メンタル・ヘルス国際情報センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんじゅん
4
アドラーと袂を分かった、フロイトに興味を持ったので借りてみた。漫画とタイトルを打っているが単なる挿絵であり、文章からも内容もあまり入ってこない。うーん、自分の理解力がないためかもしれない。とりあえず、興味の湧いた部分を目次からピックアップして目を通した。他の本で学んでみよう。2019/06/06
ZEPPELIN
4
深層心理学の始祖はフロイトですよということで、主にフロイトの思想を辿っていくのだけれど、これが読みにくい。翻訳ものだから多少の読みにくさは仕方ないにしても、文章を補助するはずの絵や写真が全く補助になっていない場合が多々ある。大体、なぜフロイト役の人はフロイトのお面をかぶっているのか。本人じゃないなら絵にすればいいではないか。マンガと銘打ってるんだから。フロイトの思想のおさらいにはなるものの、突っ込みどころが多すぎて非常に残念2015/02/13
calaf
4
結局、精神分析って何なの?というのが、今ひとつ掴めない...一人ひとりの専門家が、それぞれの立場から好き放題理論を構築しているという印象。この本にはそうじゃない(それぞれに関連性がある)という解説もあるのだけど、今ひとつ理解できなかった...2011/10/05
6 - hey
3
フロイトを読む前に入門書として読んだのですが、あまりマンガだからわかりやすいという本ではありませんでした。むしろ、その挿絵がなんだか不気味でちょっと…2012/10/18
みどりむし丸子
2
なかなかの難解さ。なにかしらベースがなければ、流し読みになって身にならない可能性も。2015/06/25